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ゴースト・オブ・ツシマ・オブ・ザ・デッド

noteを始めました。そしてゴーストオブツシマも始めました。

noteとはよくわからないけど文章を投稿できるプラットフォームで、ゴーストオブツシマとはよくわからないけど元寇をテーマにしたコンピューターゲームです。

このゴーストオブツシマですが、主人公である境井 仁(さかいじん)が蒙古の侵略から国を守るため戦う英雄譚、という認識でいいと思います。まだ序盤も序盤なんですけど、概ね間違っていないはず。

今のところ非常に楽しく遊んでいます。いっこ前にやってた「クライスタ」ってゲームが女の子たちが自己の情念のみを元手に戦う話だったので、民を守るために太刀を振るう主人公に「やっぱりこういうのもいいなあ」となってます。
いやでもクライスタもおもしろかったですね。戦闘はうんちでしたが。

戦闘でいいますとツシマは難易度を選択できます。「易しい」「普通」「難しい」「万死」(万死?)に分かれており、僕は難しいで始めたのですが、まあ死にます。操作に慣れてない序盤だということもあるのでしょうが敵の雑兵にあっさりやられます。

そんでやられると倒れた主人公が敵に首を掻っ切られたり背に剣を突き立てられたりして明確に完全に死にます。幽白の天沼とはこのゲームやらない方がいい。

そして死んだら暗転して直前からリトライ、となるのですが、立ち向かう度に毎度飽きもせず敵に首を掻っ切られ続ける主人公を見てなんとも虚しくなったんですよね。

いやそりゃあ何度もやり直したら勝てるけどさ、普通人は一度死んだら終わりじゃん。無限に生き返るっていう補助輪付きで真剣勝負と言えるのか?「勝つために手段を選ばない」とか「冥府から蘇った冥人(くろうど)」ってそういうこと?てなったわけです。(ゲームに向いてない)

まあでもゲームっていうよりは何度も殺されてる自分の平凡さに虚しくなったのかもしれない。境井仁という男は艱難辛苦を乗り越えて蒙古を打ち倒し救国の英雄となるのでしょう。でも僕はそうじゃない。人知れず戦って人知れず戦死して土に還る雑魚人間でしかない。その差を突き付けられた気がした。

なので難易度を「普通」にした。これで死ぬのが減った。対馬に平和が戻った。終わり。

まあでもしかし、死ぬのは仕方ないよね。勇猛なんだから。もっと臆病に逃げ回って勝てる戦いだけやっていれば死なない。案外英雄っていうのはそうやって出来上がるのかもしれません。

楽しいゲームですよ。ゴーストオブツシマ。

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