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大学を卒業して、ピースオブケイクを卒業して、社会人になります

大学とピースオブケイクを卒業しました!

大学の卒業エントリも、ピースオブケイクの卒業エントリも、2ヶ月くらい前から練りに練っておこうとおもったのに…

卒業することを受け入れられずにいたら学生最終日になってしまいました。いよいよ向き合うときが来たな……と、学生最後の1日の午前中、ついに書き始めています。

ほんとうは、noteのおすすめタブに入ってもおかしくないような、立派な卒業エントリを書きたかったんですが、感情がおさまらないことを早めに悟りました。

完全にいつもの私の口調でいきます。すてきな退職エントリを書く人は本当にすごいです。

前半は大学、後半はピースオブケイクの答辞です。(送辞がなくても答えるぞ!)

ここがわたしの脳みそ

プログラミングと心理学を同時に学べるこの学部を発見し、「これは私のための学部だ!(電撃デイジーにハッカーと臨床心理士が登場するので)」と思ったわたしは、この学部に入学することを決めました。

大好きなマンガが導いてくれた この大学のこの学部。大学柄、パーリーピーポーばっかりかも……とびびったのも束の間、類は友を呼ぶとは本当のことで、気がつけば周りには何かを偏愛するオタクばかり集まっていました。

大学1年の春、「○○のオタクにはならない!」と声を大きくして宣言したものの、現時点オタクになっているジャンルの数は知れず……大学の友人達の教育もあり、この4年間でだいぶオタクとしての幅が広がりました。

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▲ 私を育てた人(大学1年春のようす)

高校時代、何人組でべったり一緒にいるみたいなことをしてこなかったので、大学生になってこうして同じ友人たちと過ごせる体験ができると思ってなかったし、こうしていたいなとおもえるひとたちと出会えたことは、ものすごい財産です。

社会人になり、よりいっそうオタクとしてパワーアップするみんなといっしょに、わたしもパワーアップしていきたい。


そして、大学生活を振り返る上で欠かせないのはゼミの存在です。

高校生の時に参加したオープンキャンパスで「うちの学部に来なよ」とダイレクトマーケティングしてきた教授のもとで、2年間過ごしました。(なお、教授はその出来事を覚えていなかった。)

文理融合の学部の中でも、ほぼ理工学部か?ってくらいガチプログラミングゼミ。男子ばっかりだとおもったら女子のほうが多くて最初は戸惑ったのをよく覚えています。

絶対にわたしと生きる世界違うやん…と思うようなメンバーもいてドッキドキでしたが、同じ時間を過ごせば過ごすほど、みんなが持つ、わたしの持っていないつよさや、逆に自分と似ている側面が見えてきておもしろかったです。

みんな、おどろくほど優しくてがんばりやさんなんだわ。ほんと big love 。卒業しても、絶対みんなで飲みにいくんだから。

ゼミの課題や卒業研究はきつかったけど、みんなが頑張る様子をみて発破かけられたし、どうにかやりきれました。

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▲ 限界ゼミ合宿のようす

そして、教授の存在!

教授がきっかけでこのゼミを志したわけですが、この決断は人生史上「超・最良」のベリーグッド決断です。

小娘の私では考えられないくらいの、ハイパー広い視野とハイパー柔軟な思考をもつ先生に、ほんとうに多くのことを教えてもらいました。ネットワークや論文のことだけじゃなくて、考え方とか、そういうことを。

3次元の世界も、インターネットの世界も、未来も、でっかくてひろいぞ!ということを、ゼミの時間のたびに教えてもらって、そのたびにわたしの脳みそがアップデートされていきました。

ゼミの課題や卒業研究という、人生の中でもなかなかハードな問題にぶちあたる私を間近でみている先生は、私の本質をとらえており、そんな先生からの人生のアドバイスはいつでも私に右ストレートどんぴしゃりでした。そうやってわかってもらえる場所があることが、わたしにとってどれだけ救いだったか言葉では言い表せません。

「ますもとさんはさ〜○○だとおもうんだよね〜」の信ぴょう性たるや。全部現実になりそう。もはやなりたい。

好きなことに真正面からつっこむわたしを、のらりくらりといつでも後押ししてくださる先生のもとで学ぶことができて、ほんとうにほんとうにしあわせでした。

OGとして絶対ゼミ室遊びに行くのでよろしくおねがいしますね!!!!!老害!!!!!バンザイ!!!!!


だいすきな場所

とあるWebサービスでインターンをしていた時、社員さんからnoteの存在を教えてもらったのが最初でした。

小説やマンガ、エッセイなど、他ジャンルのコンテンツがわしゃわしゃあつまるnoteの雰囲気と、シンプルなUIが好みで、noteのことを大好きになっていきました。本当に好きになったものに対してのアプローチの速さに定評のあるわたし。早速Wantedlyでnoteのインターンに申し込み、そんなこんなで、2年弱………note編集部アシスタントとして、noteの中の人としてお仕事をさせていただきました。

ユーザーの数も、1日に投稿されるnoteの数も、この2年弱で比べ物にならないくらい増えて、noteにとって激動の時間をともに過ごしていたなと感じています。

たくさんのカイゼンを経て、とんでもないくらいパワーアップしたnote。だけど、わたしのnoteのスキな部分は変わらずにいてくれています。たくさんのひとやコンテンツがあつまる街のようなサービス。そういうところがいまでもずっとスキです。これからも、変わらないでいてほしいと、1ユーザーとして思っています。

最終出社日を予定していた日は、コロナの関係でリモート出勤になってしまいました。

お世話になった社員さんや大好きなnote編集部のメンバーに直接ありがとうを伝えたかったので、本当にショックで泣きました。

しかし、ともに卒業する編集部メンバーと画策していた「卒業note編集部アルバイトのnoteを語るLT」はリモートで開催することができました。想像以上の社員さんが視聴してくださって、ほんとうに嬉しかったです。


わたしは、ほんとうにただひたすらnoteのファンで、noteクリエイターのファンなので、大好きすぎる環境に身を置けたこの約2年間、ほんとうにしあわせでした。こんなに幸せな大学生そうそういないと思います。幸せマウントをとってしまう。いや、マウントというか心からそう思っているんですよねえほんとうに。

ピースオブケイクを卒業しても、これからもnoteを書くし、読むし、いろんなご縁があったらなって思っています。

コンテンツや「推しとはなにか」を熱く議論してくださったり、就活の相談にのってくださった社員さんたち、直属の上司としてわれわれの仕事を見守ってくれたディレクターのみなさん、そして楽しく一緒に働いたnote編集部のみんな、ほんとうにありがとうございました。


個人的な話になりますが、私は1:1で人間関係を深めるのが苦手かなとおもっておりまして、わかりにくかったかもしれませんが、私にとってピースオブケイクで出会った皆さんには超bigな感情を抱えております。

たとえば、「尊敬」や、「こんなふうになりたい」、「かっこいい」、「「「好き」」」といった具合です。そしてもれなく、今の自分じゃ敵わないと思っています。

そんな超bigな感情を抱えているみなさんが、わたしのことを受け入れてくれて、一緒に仕事をしてくれる。それも、対等な存在として。それが、ほんとうにありえないくらいハッピーなことでした。

そんなみなさんがいるピ社は、圧倒的に「居場所」でした。オフィスに行って、みなさんと仕事できることが本当に幸せでした。

noteが、ますますおおきな街になって、よりおおくのひとの居場所になるサービスになりますように、祈り、そして布教していきます!

2年間、本当にありがとうございました!

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photo by さがのさん


この幸せだった時間を大切に携えて、社会人として、未来にむかっていきます。

いやはや、とんでもないタイミングで社会という荒波に揉まれることになってしまいました。しかしまあ、しんどくなったらまた「note.com」にアクセスします。

そこには、「しんどいね」って言ってくれるひとがいるし、「大丈夫だよ」って言ってくれるひとがいるし、「そんなこと一旦おいておいて俺の○○を見てくれ」って言ってくれるひとがいます。それがnoteです!noteだいすきよ〜!


気持ち的には人生の第1章、完。

第2章はどんな感じになるのかな。かなりおそろしいけれど、同時に楽しみでもあります。変わらず、自分の好きなものを大切にしていきます。

これからのマスモトアヤノの人生にご期待ください!


2020/03/31 マスモトアヤノ

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