農業スクール第7回目
天気予報:曇り&雷 降水確率80%
一週間前までこんな予報だったので、今回こそはついに中止になってしまう。と思い、
その予定で色々段取りしていたのですが、
前日になったら天気予報は
曇り 降水確率30%
一体、誰の何のパワー働いたのかと思うくらい、いつも天気は予報よりも快方に向かう。
という事で7月10日の農ガクLab、一日授業であるこの日も無事行われました!
午前中は大島先生の座学の授業です。
今回のテーマは『有機栽培について』
この有機栽培についての講義は農業をしている、いないに関わらず、一消費者としても、とても為になる話でした。
有機野菜やオーガニック野菜などのワードをよく目にする昨今でも、日本の耕地面積における有機栽培の畑の割合はたった約0.2%ほどです。
そもそも、海外から有機野菜/オーガニックいう言葉が入ってきた当初、日本にはきちんとした基準がまだなかった為、自称有機農家や、それに困惑する消費者や生産者の為に日本での基準が作られました。
それが「有機JAS規格」
この有機JAS規格のマークを見れば、一定の基準を満たして栽培管理されたという、一般消費者でも簡単に判別がつく安心のマーク。
ただ、生産者さんからすると、その基準をクリアし、有機JAS認定を受けるにはには手間、そして何よりコストがかかってしまうという大きなハードルがあります。これが日本の有機栽培の畑の割合が低い要因の一つです。
しかし、コスト面から有機JAS認定を受けていない生産者さんでも、それ同等の手間をかけて野菜を作っている方も、実はたくさんいらっしゃいます。
自分が口にする野菜。それがどうやって作られ、流通しているのかをしっかり考えないといけないなと実感させられた授業でした。(実際授業ではもっともっとたくさんのお話をしてくれています!)
自分で野菜を作るのも一つの手段ですよ!
全部の野菜は無理でも、まずは大葉やネギなんかからやってみては?!♪
そして午後からの実習の授業は上武先生です。
前回の授業で種まきした黒豆を定植しました!
定植する畝は前々回の授業で太陽熱養生をして準備をしていた畝です。
3種類の方法で太陽熱養生をしていたところを比較して土のふかふか具合も観察しました! これから黒豆の成長にどう影響してくるかも引き続き観察ですね!
さて、他の夏野菜と言えば、、まずはナス、野菜作りでの敵①テントウムシダマシ。これにやられ悲惨なことになってしまいました(汗
なんとこのテントウムシダマシは葉だけでなく、実もかじってしまいます。。それがこれ↓↓
茶色くなってしまっていますね。
失敗から学ぶ!ということで、こんなときの対処法を先生からしっかり教えてもらいます。
上手く行っている時はとてもうれしいです。
でも失敗したときは自分の栽培経験値が貯まるチャンスだと思って、ちゃんと向き合って、次に生かしましょう!
農ガクLabには経験豊かな現役農家さんである先生方が優しく指導してくれます!
季節はこれから本格的な夏!ですが、野菜作りでは、そろそろ冬野菜の事を考え始める時期です!
まさにアパレル並みの季節逆転思考(笑)
次回から少しづつ準備を始めていきます!
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