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初めて嫌いな季節を忘れた、と。それは初恋というやつです 終止線迎えてなおも響く恋 お帰り…
うららかな週の初めの轢死体軌条に咲きし柘榴翳りぬ ほろほろと脂の溶ける夢だった 寝惚け眼…
ありふれた尸を焼きし葬儀屋の背広を清む濃いファブリーズ 無理筋ばかり通しては「悪いね」と…