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テラロック2nd番外編~運営メンバーのさまざまな挑戦~

 第2回もほぼ盛況に、しかも随分とまとまりのある会として終わったテラロック。第1回と大きく異なるのが、多彩なメンバーで構成された運営チームの存在だ。それぞれが、普段の仕事では経験することのない役割を持ち、新たな挑戦をした。イベントレポート番外編として、その活躍の一部をお届けする。(ジョニー田中)


自分の役割に全力で向き合う~川口恭輔氏~

 会の冒頭で流れたムービーの作成を担当したのが川口恭輔氏。島で暮らす町職員だ。主催者寺西康博氏も認める心の熱さに加え、「当たり前を疑う力」が強いのが魅力だ。(手前左)

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 映像の編集は全くの未経験だったものの、果敢にチャレンジ。何とか形を作り、チーム内外でフィードバックを受けては冷静に熱心に修正を繰り返し、当日までに見事なオープニングムービーを完成させた。
 「自分にできることは何かを考えて行動した」という言葉が自然に出てくる、頼もしい仲間だ。


ストイックさとチャレンジ精神~諏訪ともみ氏~

 司会進行役を務めた諏訪ともみ氏。人前に立つことはほとんどない会社員が、メンバーに背中を押されて大役を担った。もちろん初めての挑戦。引き受けるまでにも多くの葛藤があったように見受けられた。

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 それが、当日が近づくにつれ、明らかな変化が見て取れるようになっていく。わからないことはすべて、わかりそうな人に聞き、確認を繰り返し、当日に最大のパフォーマンスを発揮できるよう妥協なく準備を進める姿は、ほかのメンバーに刺激を与えるものだった。
 当日は冷静に場の雰囲気をコントロールし、寺西氏の上滑りをカバーした。会をスムーズに進める上で間違いなく、いなければならない存在となった。それでも終わってすぐに、反省や疑問を口にする向上心を見せる。ストイックさとチャレンジ精神を併せ持つ諏訪氏はこうして成長を続けていくのだろう。


強みを発揮するチャンスをモノに~田中美妃氏~

 田中美妃氏は、登壇者全員を得意のイラストで表現し、当日の配布資料に掲載した。この仕事は大きな付加価値を生み出し、テラロックのブランディングに貢献した。

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 きれいな写真を誰でも撮れるようになったこの時代、白黒に加工した写真にカッコいいフォントで短いフレーズを付けただけの、それっぽい出来栄えのチラシが多い。そういったものとは一線を画し、描かれた人物の中身まで感じられるようなあたたかな似顔絵には、見る者の心を動かす力がある。

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 しかし、彼女の挑戦はこれだけにとどまらなかった。本編で触れた通り、会の議論を整理してホワイトボードにまとめるグラフィックレコードの役割を、急遽担うことになったのだ。開始直前に提案を受け、あたふたする様子も見せたものの、会が始まると真剣な表情でホワイトボードと向き合い、迷いなくペンを進める姿があった。
 終わってみれば、一面がきれいに埋められ、読みやすく整理されたグラレコがきちんと完成している。会の最終盤で議論を振り返る際にも使われ、終了後もボードを見に来る参加者が多くいた。
 挑戦するチャンスを逃さず、形にしてしまう心の強さはメンバー随一、寺西氏を軽く凌ぐものがある。

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今後のチャレンジと成長をぜひご期待ください!

 今回は3人の挑戦を詳しく紹介したが、ほかのメンバーも様々な活躍を見せた。挑戦する人を応援するために、自分たちこそが挑戦と活躍と成長の循環を続ける必要があると強く感じている。