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3.テラサイクルでリサイクルしてCO2排出量を削減しよう

テラサイクルの回収方法は一般的なリサイクルとは異なります。自治体により資源が日々回収されますが、テラサイクルで扱う資源のほとんどは、倉庫に送られ一定の量が集まるまで保管されます。

私たちは、自治体の資源回収をできるだけ多く利用することを推奨していますが、お住いの地域の自治体で回収されない資源は、テラサイクルでリサイクルすれば焼却所や埋立地に送らずに済むのです。この時、テラサイクルに資源が送られる際のCo2排出量について疑問に思う方もいるかもしれません。資源を送る事は、ごみを捨てる事と同じくらい環境に負荷のかかることなのでしょうか?

テラサイクルのリサイクル方法は45%以上地球に良い

もちろん、単にテラサイクルのリサイクルを選択する事がより良いと考えているわけではありません。私たちの社内には、ライフサイクル分析(LCA)部門があり、地球温暖化係数や人体の発がん性毒性など、7 ~ 10 の影響カテゴリーに対してリサイクルプログラムの環境上のメリットを測定する LCA を実施しています。リサイクルとリユースは廃棄物の削減だけでなく、気候変動の緩和にも貢献するため、データに基づいた意思決定が私たちの運営方法の基盤となっているのです。

米国で第三者機関がレビューした軟包装リサイクルのLCAでは、テラサイクルが行う4つの独自の回収&リサイクル方法と、地域の廃棄方法(埋立てと焼却)を比較しました。

分析には、倉庫や選別作業所への資源輸送、回収箱(Zero Waste Boxes:日本未展開)の製作および輸送、そして選別・リサイクル工程の際にかかる環境コストなどの要因が考慮されています。

このLCAによると、テラサイクルの回収&リサイクルモデルは、米国の自治体の廃棄物処理法よりも8つの主要な影響カテゴリーにおいて平均45%も良い結果となりました。

この調査結果は、米国のような大きな国にも適用できるよう、貨物の重量や回収箱の総移動距離も考慮しています。回収箱の移動距離を3倍に増やしても、どの影響カテゴリーにおいても、埋め立てや焼却の選択肢に比べて20~30%のメリットがありました。また、貨物1個あたりの重量を90%削減しても、どのカテゴリーへの影響も5%未満であることが分かりました。

軟包装リサイクルのLCA全ての算出結果を見る(英語)

私たちの商品は地球に優しいデザインです

無料リサイクルプログラムでは回収物の集荷の際、お手持ちのどんな箱もご使用いただけます。米国においてはZero Waste Box™*を購入すると、テラサイクルから回収箱をお送りするサービスがあります。

・私たちの配送方法は、配送パートナーを通じて、また第三者機関による検証を通じて、カーボンニュートラルの基準を満たしています。

・Zero Waste Box™*は、森林製品および森林管理の持続可能な調達基準を満たすことで、Sustainable Forestry Initiativeにより認定されたSFI認証紙を使用しています。梱包された箱は弊社に返送された後、プラスチック性ビニール袋とダンボール箱もリサイクルされます。

*Zero Waste Box™は日本未展開です。

リサイクルはごみにするよりも良い選択肢です

自治体によるリサイクルでも、テラサイクルによるリサイクルでも、どんな方法でもリサイクルは廃棄するよりもより循環的な選択肢です。地球から天然資源を採掘する必要性を減らし、ごみが埋め立てや道に捨てられる事を防ぎ、そして廃棄されるはずだった価値ある資源を再利用する事ができるからです。

リサイクルの環境に対するベネフィットを学ぶ(英語)

リサイクルもCo2炭素を排出しますが、ごみの焼却や埋立てよりもずっと低く抑えることができるのです。私たちは常に消費を減らす事、できるだけ多く再利用する事、テラサイクルを利用する前に、自治体の資源回収に協力する事を推奨します。そして、リサイクルが困難なモノがあった場合は、テラサイクルを頼ってください。それは廃棄するよりも環境により良い選択肢です。

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