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ISM製造業購買担当者景気指数 (5月)を受けて、このままドル安トレンド続行か?大口の売買(オーダーブロック)を中心としたテクニカル分析をしながら考察していきます。ドルスト(USDJPY、EURUSD、GBPUSD、XAUUSD、AUDUSD、NZDUSD)の分析です。移動平均線(EMA)、トレンドライン、フィボナッチをよく利用しています。noteの更新続くよう頑張ります。

*ISM製造業景気指数(5月) 48.7(予想 49.7 前回 49.2)
             ~2ヶ月連続での低下
新規受注 45.5(49.1)↓
生産   50.2(51.3)↓
雇用   51.5(48.6)↑
入荷遅延 48.9(48.9)→
在庫   47.9(48.2)↓
仕入価格 57.0(60.9)↓大きく鈍化
輸出   51.1(48.7)↑

http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/
ISM製造業景気指数(引用:http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/)


結果は予想より軟調で

特に私が目に止めたのは

Employment(雇用)が上がり、Prices(商品価格)が下がったこと

利下げ圧力が増すでしょう


ISMビジネスレポート-Employment(雇用)
ISMビジネスレポート-Prices(商品価格)


予想通り米国債も以下のように軒並み下落

米国政策金利が5.25~5.50%なので

2年債は5%が頭打ちなのでしょう

何かニュースがあるまではドル売り目線


ドルインデックスは日足重要ラインを下抜け。当面はファンダメンタルズ的にもテクニカル的にもドル売り目線


米国債利回り


ドルインデックスでは日足トレンドライン(黄色線)を下にブレイク

4時間足では下落トレンド(水色線)を形成

EMAも 短期<長期 ときれいに並び下落トレンドを示しています

一旦はIMBの領域まで戻してからまた下がっています

ここからさらに下がっていくと見ています

戻してもOB領域まで


ドルインデックス


ドルストのテクニカル分析は以下のように見ています

どのチャートも一度IMB領域まで調整すると見ています

5分や15分などの短期足で停滞したところを確認し

短期的にドル買いを入れてもいいと思っています

OB領域までいったらトレンド押し目のドル売り

金ドル、XAUUSDは現在ちょうどOB領域にいるため

ここからショート(ドル買い)します

※記載の無い通貨ペアはテクニカル不明


JPYUSD


EURUSD


GBPUSD


XAUUSD


AUDUSD


NZDUSD


追記:IMB領域まできちんと調整してからドル売りトレンド方向へ。特にAUDUSDは移動平均線とOB領域の2つが重なる買い場でしっかり買いが入る。XAUUSDもDBD領域まで下落


ドル円だけ要人発言で円買いに強く進む

ただ、政策金利差は相変わらず大きいため

値動きが落ち着いたらRBR領域まで調整してくると見ています


上田日銀総裁、インフレが予想通りなら政策調整すると発言

@ForexLive


日銀、早ければ6月の会合で国債購入の縮小を検討との報道

@ForexLive


JPYUSD


EURUSD


GBPUSD


XAUUSD


AUDUSD


NZDUSD

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