フランス政治不安が緩和され、中国人民銀行は2ヶ月連続で金準備の積み増しを行わないなどの要因から金価格は下落。現在ドルはレンジ。各連銀のCPI予想は下振れのため、木曜からドル売り相場が来るか？
金価格が昨晩23:30頃から大きく下落しました。
資金逃避的な買いが減ったことや、中国人民銀行のソブリンフローが5月に続いて6月も無かったことなどが下落要因でしょうか。
ドル円も昨日は下落。
ETF分配金捻出のため7月ETF決算日に向けて大きな現物株や先物は売られる傾向にある。
これを見越し、日本株をショートする(日本株ロングの為替ヘッジである円ショートの買い戻し）投機筋の影響でしょうか。
ETF決算日に向けて現物株式や先物の大きな売りが出る傾向にある
ETFでは1月と7月に分配金の支払い基準日が集中する。3月期決算の企業が5〜6月の株主総会で配当金額を決定するためで、ETFはそのタイミングに合わせ決算を実施する傾向にある。
ETFでは、決算期間中に発生した利子や配当などの運用収益の一部を分配金として投資家に支払う。原資を確保するため、ETFは分配金の支払い基準日である決算日に、保有する現物株式や先物を売却する必要がある。
実際の売りオペレーションは、指数終値との乖離（かいり）を避けるため、決算日である8日と10日の取引終了間際に行われる。
１．ドルインデックスは予想通りレンジ
昨日の予想通り、ドルインデックスはやや調整をしつつレンジです。
木曜日のCPIですがアメリカの各連銀が下振れ予想を出しています。
Economists who produce detailed inflation forecasts expect the June CPI to have been relatively mild, following a lower-than-expected reading for May.
— Nick Timiraos (@NickTimiraos) July 8, 2024
The median of these forecasts has the June core index up 0.22%, which would hold the 12-month rate steady at 3.4% pic.twitter.com/LGK23VnPzl
青線の下落トレンド上限から叩き落とされドル売り相場になるか、CPIの結果に注目です。
２．前回のエントリー、XAUUSDは 220pips 利確
先述の通り金価格は下落し、利確地点に達しました。
３．狙っているのは引き続きカナダドル売り
通貨強弱を見てもカナダドルが弱いので、テクニカルで優位性のある通貨ペアがあればカナダドルを売っていきたいです。
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