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雇用統計悪化は織込み済。ドルに大きな動きはなく、木曜日CPIまで現水準で推移の予想。ドル円も底を固めて上昇しているため直近での介入は来ないと見ています。カナダ雇用統計も弱く、カナダドルは軟調。


1.米国の雇用統計の数値は低調でした

最初6月の非農業部門雇用者数が 予想191K→結果206K と上振れていたため、ドルは買われましたが

  • 非農業部門雇用者数の5月改定値減少 272K→218K

  • 失業率悪化

  • 平均時給(前月比)鈍化

との弱い内容だったためにその後ドル売りへ。


雇用者数は前回発表値が予想に対しとても強くドル買いに動きましたが、それが打ち消される形に。。

非農業部門雇用者数
前回改定値が大きく減少。

引用:https://jp.investing.com/economic-calendar/

失業率
悪化。徐々に悪化傾向にあります。

引用:https://jp.investing.com/economic-calendar/

平均時給(前月比)
鈍化。下落のトレンドはまだ見られないです。

引用:https://jp.investing.com/economic-calendar/
引用:https://jp.investing.com/economic-calendar/

2.カナダ雇用統計も弱い

雇用者数も失業率も弱い内容でした。アメリカ同様失業率上がっていきそうな勢いです。
カナダ雇用統計を受けてカナダドルは低調。

雇用者数

引用:https://jp.investing.com/economic-calendar/

失業率

引用:https://jp.investing.com/economic-calendar/

3.前回のエントリー結果、XAUUSD建値決済

XAUUSDショートを保有していました。
予想通り、一度窓付近まで戻る動きでしたが利確目標までは達せず建値決済。

XAUUSD 5分足

4.【新規エントリー】XAUUSDショート

上昇してできた窓を埋めると予想し、ショートエントリーしました。
5分足でフィボナッチを目安にタイミングを計りエントリー。
現在含み益です。

XAUUSD 5分足

5.ドルが少し売られすぎているため、戻りのエントリーを検討。あとカナダを売りたいです

雇用統計後、FED Watchの年内利下げが3回20%→27%に上昇。
大きくドルインデックスが下がるかと思いきや、雇用統計が悪いことは事前に織込み済みだった模様。

また、前回FOMC後も年内3回利下げは25%程度の水準でしたので、何か他に材料が無いとここから大きくドルインデックスがもうひと水準下がることもないのかなと見ています。

上昇のトレンドラインはブレイクしているので、ドル売り材料が出たら下がる勢いは強そうです。

短期的には窓開けがあれば調整狙いでエントリーを検討していますが、なかなかいい形が見られません。

ドル円は押し目で買っておけばよかったです。
午前中バタバタしてしまい、ドルインデックスの相場分析が遅れました。

為替介入は短期間での大きな動きに対して行われるため、ここ1週間の160-161円の価格を推移しながらのジリ上げには介入はおそらく来ないのではないかと思っています。
介入が来るのであれば一気に163-165円あたりまで上がったときかなと考えています。

今週もよろしくお願いします!

DXY 4時間足

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