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システム手帳界の姫。アシュフォード・モダングレースの魅力

今回はシステム手帳ブランドの老舗・アシュフォードから販売されている手帳「モダングレース」についてお届けします。

モダングレースとは

1986年創業のアシュフォードから「至福のわたし時間」と銘打たれ販売されているシステム手帳、モダングレース。

手帳は文房具としてだけでなく、ファッションとしても楽しめる、そんな魅力を持っています。モダングレースでは、ライフスタイルの1つとして選ばれる、手帳のファッション性に注目して企画しました。

アシュフォード公式サイトより引用

女性ユーザーを意識したデザインや質感から、筆者は個人的に「システム手帳界の姫」と呼んでいます。

カラー・サイズ展開

現行販売されているカラーは3種類。全てバイカラ―の上品な色合いです。

・モーニンググレー(淡いグレー×ブルー)
・ヴィーナスレイク(ベビーピンク×水色)
・ラブリーネイビー(コーラルピンク×紺)

サイズ展開は大まかに5種類。うち4種類がボタンで留めるフラップタイプです。
ほかにもジッパーケースタイプなど、多様な商品が取り揃えられています(商品によって品切れもあり)。

・マイクロ5
・マイクロ5フラップ
・ミニ6フラップ
・バイブルフラップ
・HB×WA5フラップ(縦幅がバイブル、横幅がA5サイズの正方形型)

詳細はアシュフォードの公式サイトをご覧ください。
※リンク先はミニ6のページです

実際の購入品紹介

化粧箱入り
開封時のワクワクとときめきはシステム手帳ならでは

筆者が購入したのはミニ6サイズのラブリーネイビーです。

ツヤなしのソフトな牛革を使用しており、シボ(表面の不規則なシワ模様)が控えめでふっくら、すべすべとした感触がたまりません。

コーヒーのチャームは文具ブランド「アサネル」さんのもの

トラベラーズノートパスポートサイズ、ポストカードと比較するとやや大きめのカバーです。

手帳を選ぶ際、サイズ感や質感は実物を見て確かめるに越したことはありません。
最寄りの店舗で取り扱いがある場合、実際に見てみることをおすすめします。

カバー内側はピンクで統一されています。
店頭で購入したため、付属のリフィルはありませんでした。
リフィルを挟んでいない状態だと左右が浮きます。

表紙裏にはポケットが2つ。
リング左右のガードもしっかりしています。

背表紙裏にもポケットが2つ。
穴部分はペンホルダーとなっています。

背表紙の左側にもポケットが1つ。
機能性・収納まで考えられた品なのがうかがえます。

セットアップにあたり、リフィルや穴あけパンチ、合いそうなペンを購入しました。
実際の中身や使い方は別記事でご紹介します。

検証①ユニボールワンPを合わせてみた

発売当初、今までになかったフォルムや小型の手帳とのコーディネートが注目されたuniの「ユニボールワンP」。

モダングレースを使用するにあたり、色味の合いそうな「もも」を購入。
手帳と合わせて使えるのか検証してみました。

フラップ部分も実はポケット状になっています。
試しにペンを入れたところ、かなり窮屈です。
革が痛むのですぐにやめました。

今度はフラップ内部に収納してみましたが、ボタンが留まりません。
セットで持ち歩く場合、もっと細いペンのほうが向いているようです。

検証②トラベラーズノートのリフィルは併用できるか

サイズ感比較の画像から、トラベラーズノートパスポートサイズのリフィルが装着できるのではと検証してみました。

まず表紙側にセットしたところ、フラップ部分が閉じません。
ポケットに差し込んでも、いずれも幅が大きく断念。

背表紙側にそのまま入れておくと、1冊分収納できるようです。

ひとえにミニ6といっても、手帳によってカバーのサイズや収納力は異なります。もっと互換性のあるシステム手帳があるかもしれません。

今回はあくまで筆者が併用したい品を検証したため、普段使う分には影響ありません。

上品で上質。持っているだけで心が安らぐシステム手帳

今回はレビューや検証を加えて、アシュフォードのシステム手帳・モダングレースについてお届けしました。

本革のシステム手帳というと硬派・重厚な佇まいのカバーが多いなか、モダングレースはファッション小物のような色合いや質感にこだわって作られた手帳なのがうかがえます。

かつ、アシュフォードの確かな技術により価格相応の機能性を兼ね備え、サイズ展開も多く実用面でも申し分のない品です。

上品かつ上質なモダングレースは、手元に置いておくと心が安らぎ、日常に寄り添ってくれます。

今回は手帳カバーに重きを置いてご紹介しましたが、別記事ではセットアップやカスタマイズ、実際はどのように使っているのかをお届けします。


今後も手帳・文房具を楽しむための話をお伝えしていきます。

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