ドル円は3日振りに反発。週末ジャクソンホール会議を控える中、米金融引締長期化観測で米10年債利回りが上昇。中国景気不透明感は残るものの、今のマーケットの注目は米国の金融引締めが何時まで続くかとなっている。パウエルFRB議長発言までは、ドル円の地合いは強そうだ。
日足一目均衡表でみると、「三役好転」継続で上昇トレンドに変化はない。雲のネジレ(変化日)が2つ発生しており、8/29はジャクソンホール会議明けの火曜日・9/13は米国のCPIの発表日と重なる。テクニカル分析とファンダメンタル分析は、リンクすると考えているので、変化日は要注意。
先週末の下げが浅かったので、再度フィボナッチ計測で上値拡張計測。8/17の高値146.54円を上抜けると、上値の目標は、146.77円(B61.8%)・146.94円(A161.8%)・147.33円(D100.0%)あたりか。
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20230822執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保