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欧米金融システム不安後退で、欧米株上昇。リスク・オンのドル買い先行

【3/30相場概況】

東京時間、ドル円は132.85円で始まると、時間外の米・中長期金利の低下を受け132.36円まで下落と上値が重い展開。欧州時間の日本時間夕方に132.19円の安値を付けるが、その後は、132円台で膠着。NY時間、欧米の金融システム不安後退や米景気減速に対する警戒感が和らぎ、欧米株価指数が上昇するとリスク・オンのドル買いが優勢。ドル円は132.96円と前日高値を更新し、132.63円でクローズをむかえた。

【3/31相場観】

朝9時前に133円を突破し133.37円まで上昇。欧米金融システムに対する信用不安が解消で、リスク・オンの円売り・ドル買いとなっている。また、本日は月末・期末・年度末という特殊な日となっており、色々と警戒しながらマーケットを追っていきたい。
 
日足一目均衡表では、雲上限133.15を上抜け好転となり、三役逆転が解消。本日は雲のネジレ(変化日)となっており、トレンドの加速もしくは反転となる可能性がある。
上昇の目途としては、137.91-129.63の戻り50%と基準線の133.77円。次がキリ番の134円。

 
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20230331執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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