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日米金融政策差意識し、ドル円142.00円まで上昇。

【6/19相場概況】

東京時間、ドル円は仲値で、実需の買い観測から前日高値141.91円を超え141.97円まで上昇。その後、日経平均の下落を受け、クロス円が売られるとドル円は141.44円まで下落。欧州時間、欧州株・日経平均先物の上昇や日米金融政策差が意識されると、ドル円は142.00円と昨年11月以来約7カ月ぶりの高値を更新。NY時間、ジューンティーンス独立記念日の休場で動意薄。

【6/20相場観】

ドル円は142円タッチ。上抜けはしなかったが、基調の強さは継続。昨日は、米国がジューンティーンス独立記念日という事で、全体的には141円台後半中心に小動き。142円を突破した場合、日銀介入が警戒される。昨年は、9/8に財務省・日銀・金融庁の3者会合、9/14に日銀のレートチェック、9/22に日銀円買い介入。そして、10/21・10/24と連続で円買い介入となった。昨年と現在では、経済状況など相違点が多いので、同様の手順で介入が行われるかは懐疑的だが、念のため警戒。
 
日足一目均衡表でみると、「三役好転」継続。142.00円到達という事で、138.42-140.93のレンジは完全に上抜けと判断する。次が、151.94-127.21に対する戻り61.8%(142.29)が当面の目標となりそうだ。
 
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20230620執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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