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日銀の金融緩和修正が慎重に進むとの観測と米長期金利上昇でドル円堅調。

【2/13相場概況】


東京時間、ドル円は時間外の米10年債利回りの上昇を受け132.21円まで上昇。欧州時間、日銀総裁人事が落ち着き、日銀の緩和策修正への過度な警戒感が後退した事を背景に、ドル円は132円台で堅調推移。NY時間、米10年債利回りの上昇を受け、ドル円は132.90円まで上昇。その後は、NY連銀の最新調査で3年後のインフレ期待が2年3カ月ぶりの低水準となった事などで伸び悩み、ドル円は132.36円でクローズをむかえた。

【2/14相場観】


昨日は、目新しい材料がない中、日銀人事が落ち着き堅調。米国のCPIの発表を前に、米10年債利回りの上昇を受け、2/6の132.90円に面合わせとなった。133円台はお預け。
 
日足一目均衡表で、転換線>基準線→好転となったタイミングで反発。雲下限129.98円や151.94円-127.21円の下落に対する戻り23.6%(133.04円)手前で上げ止まった。本日の米国CPI次第だが、ポジティブサプライズとなれば、雲に突入しそう。38.2%戻りの136.65円・200SMA(200日単純移動平均線)の136.82円が意識される。
 
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20230214 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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