ドル円は144.26円で始まると、東京時間、早朝144.70円まで上昇となるが、神田財務官が「為替に関し、米国を含め様々な意思疎通を行っている」、鈴木財務相が「為替含め、財務官レベルで米国と緊密に連携を図っていることは事実」「為替相場や対応について、追加で答えることはない」などの円安牽制発言や日経平均の下落を受け、クロス円の下落とともに144.43円まで下押し。その後は144.60円前後まで買い戻された。欧州時間、原油先物相場の上昇を受け、対資源国通貨が上昇した事によるドル売りで、ドル円は144.20円まで反落。NY時間、米国が独立記念日で商い閑散となる中、ドル円で追随する売りはなく、144円台半ばまで買い戻された。