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縁起と生き方を再構築する話

先日心理学の先生である上野大照さんに、物忘れがひどくなった話をしたら、わたしは本来あまり記憶力がよくないのではないかと言われた。小さなころからそれを補うために緊張して生きてきたのが、なにかのきっかけで緊張が緩んで本来の自分に戻ったのかもしれないとのことだった。ずっと緊張して生きてきた自覚はないが、気を張って生きてきたと思う。気を張るのと緊張するのは同じことなのかもしれない。がんばって生きるのが当たり前だと思っていた。
緊張が緩んで今はフラットになっているから、次はがんばらない生き方をするというより、がんばる方向性を再構築する必要があると教えていただいた。
自分ではどの方向にがんばればいいのかわからないが、今はどれだけ努力しても人の顔と名前を覚えられる気がしない。でも、週末の子どもたちのスポーツの応援や長女のお弁当作り、それらの合間にする仕事や勉強は大きな無理をせずにこなせている。週末思い切り子どもの世話をして、平日に遊びながらリカバリーする。それが今のペースなんだと思う。

人生にはいろんな時期がある。
自分を生きる時期、誰かをサポートする時期、仕事を頑張る時期、誰かと何かを作り上げていく時期、子どもを育てる時期、親の面倒を見る時期。人によってその時々のテーマは変わるが、占星術で見る限り大きなテーマは一貫してるように感じる。赤緯で月や冥王星のサイクルをみたり、プログレスの新月満月と人生を振り返ってみると、その人のテーマが色濃く反映されている。
私の場合は血を繋ぐことがメインテーマのようだ。長女に生まれたことも、旦那氏の両親となにかとご縁を感じることも、仏教でいうところの縁起を感じずにはいられない。こうやって縁に絡め取られ、こちらからもご縁に手を伸ばすことで世界は細かい網目を形成している。わたしという存在は大きな網の結び目のひとつなのだ。


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