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星をつかう人、星につかわれる人

星をつかうという言葉がある。
私も使ったことがある。
星をつかうってどういうことですか?と訊かれることもある。

名だたる先生方も使っておられるし、解釈は人によって変わると思うが、誕生日から出すホロスコープの惑星はその人の個性やスキルだから、星をつかうとは持って生まれた個性や培ってきたスキルを使いこなすと訳すことができる。
今現在の天体配置などは時代の流れなので、星をつかうとは流れに乗るということもできる。

人は占いに行くとき、運命に抗いたいと思うのだろうか。運命を知りたいと思うのだろうか。そういえば最近は運命という言葉を目にしなくなった。1980〜90年代は「運命に翻弄される」「運命は自分で切り開くもの」という両極端だが定番の映画やドラマのシナリオがあった。最近は映画もドラマもほとんど見ないのでわからないが、昔観た映画の「風と共に去りぬ」は主人公スカーレット・オハラが時代という名の運命に翻弄されながら自分で運命を切り開くと解説されてた気がする。

星をつかうというのは、運命に似ているように思う。星(個性)に振り回されるか、星(個性)を使って生きていくのか。
要はぼけっとなにも考えずに生きていくのか、自覚を持って生きるのかということだ。
人生の舵取りは自分でやると決めるだけで、行動に対する責任が生まれる。責任ある行動に星や個性が表れる。スカーレット・オハラのように、自分で生きると決めた人の目は力強い。

本来は自覚して生きるだけでいいと思うのだけど、自分の立ち位置や進む方向に迷ったときは、占い師として星の動きからお話しできることがあるかもしれないから、どこかに占いに行ってみるのもアリやと思います。
*私も一応占い師

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