【データ公開】YouTubeの非公開動画は消したほうがいい？検証してみた

webマーケティングの会社で勤務しつつ、YouTuberをしているテラと申します。
日頃からYouTubeチャンネルを運営している中で発見したことについて、データを元に発信しています。
今回は「YouTubeの非公開動画は消したほうがいい？」というテーマでお話します。

YouTubeの非公開動画は消したほうがいい？

YouTubeチャンネルを運営する中で、公開していたものの非公開に戻した動画などもあることでしょう。かくいう私も元々はゲーム実況者→エンタメ系YouTuber→アクロバットYouTuberという遍歴があります。昔あげていた動画って、今とはジャンルが異なるので非公開にしていました。

「いつかまた公開するかもしれないしな」
「せっかく作った動画だから消すのはなんか嫌だな」
と思って残しているのかもしれませんね。
しかし、それは良くないのです。

結論から参りますと、YouTubeの非公開動画は消したほうが良いのです。
では、その理由を見ていきましょう。

（理由について、私の経験や知見が入っています。YouTube側が「こうだ」と発信しているものではないので、あくまで仮説として捉えていただければ幸いです。）

理由①チャンネルの評価に影響を与える

動画の公開設定を非公開にしていても、「そのチャンネルがアップしている動画」ということは変わりありません。

この公開設定とは、あくまで外部からのユーザーには見れないものの、あなたやYouTubeは見ることのできる「非公開」なのです。

だからこそ、YouTubeが「このチャンネルはどんなチャンネルなのかな」とチェックしたときに、非公開の動画もチャンネルの評価対象に含まれるのです。

非公開動画が低品質であるほど、チャンネルの評価は下がってしまいます。
私の場合、アクロバットのチャンネルなのにゲーム実況の動画やエンタメ系の動画がごちゃまぜになっていると、チャンネルの専門性が薄いという評価をされてしまいます。

YouTube公認ビデオコントリビュータである動画集客チャンネルのさかいさんもTwitterで以下のようなツイートをしています。

プライベート用に非公開でYouTubeに子供の全裸ダンスをアップ
⬇️
YouTubeガイドラインの『児童ポルノ』に抵触
⬇️
悪質なユーザーとしてYouTubeアカウント停止
⬇️
ついでにGoogleアカウントも停止
⬇️
Googleにログインできず、Gmail、連絡帳、写真、スケジュールが使用できない
⬇️
仕事ができない

— さかいよしただ🔔動画集客チャンネル (@yoshitadasakai) February 16, 2020

非公開だからといって、どんな動画を載せてもいいというわけではないのです。

理由②YouTubeのストレージを圧迫する

これは完全に個人的な見解になりますので、ご理解いただけますと幸いです。

ユーザーがアップロードした動画は、YouTubeが保有しているストレージに溜まっているとのことです。
（正確には、ストレージは提供してもらっているらしい）
YouTubeの仕組みについては以下の記事が参考になります。

YouTubeに動画をアップロードすると何が起きるのか＆どうやって動画が再生されるのか？

公開しないのにストレージを圧迫する動画はYouTubeにとっては邪魔でしかないのです。

YouTubeの目的は以下の通りです。

YouTube の使命は、表現する場所をあらゆる人に提供し、その声を世界中に届けることです。
(YouTubeについて - YouTube）

世界中に届けられない動画はYouTubeからしたら不要なのでしょう。

【データあり】非公開動画を消すことのメリット

非公開の動画を消した方がいいというのはわかりました。
では、消すことによるメリットは何でしょうか？

それは関連動画に掲載されやすくなることです。
私のデータによると、関連動画に乗りやすくなったことで、再生回数アップに繋がり、登録者アップにも繋がりました。

ここからは非公開動画を残していた11/1~11/20、12/1~12/20、1/1~1/20のデータと、非公開動画を削除した2/1〜2/20のデータを比較してみます。