適応障害で休職した私が6か月でフルタイムに復帰した方法: 毎日を穏やかに過ごすヒントをあなたに/やすだ さとみ
評価
☆☆★★★
一言所感
行き帰りの通勤時間で読み終わってしまった。
部下が適応障害になり、どんな感じなのか知りたく読んでみた。
申し訳ないが、なったことがないと共感ができないというのが本音だった。
引継ぎなく急に仕事を振られる周りの気持ちも考えてほしい。と、やはり思ってしまうものだ。
とはいえ、昔失恋をしたとき、何をしても苦しく、どうやったら忘れられるのかもわからず、毎日毎日苦しくて、音楽にすがったり、スポーツしてみたりしてみた。
結局、同じ経験をしたことがある人と話して、自分の心の奥底を整理することと、時間を置くことでしか解決できなかった。
私はその部下の親ではなく、その部下以外にも部下がいるので、その部下だけのことを考えることはできないのだが、そういう環境を抜きにすれば、それは休んで回復してね。と思う。
あと、こういう症状がある、というのが書いてあるんだが、多分私も適応障害だったな。多分自力で乗り越えている。
社会に出るってそういう側面もある。
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付箋
1 そのまま病院へ行き、医師が下した診断は「適応障害」。休職するよう言われました。
9 当時あった症状としては、めまい、頭痛、不眠、動悸、過呼吸、不安、食欲低下などです。
10 休職するときには、物事を考えようとすると思考が止まったり、覚えていないことがあったりしました。
14 休職するときは、医師に診断書をもらいます。 私は、医師から何ヶ月休みが必要だと思うか聞かれました。一刻も早く復帰したかったので「1ヶ月で書いてください」と依頼。会社にはメールに、診断書の写真を添付して提出しました。
15 わからないことがあったら聞いてもいいか」と言われ、罪悪感から一度は了承したのですが、その夜は手が震えて眠れなくなってしまいました。
15 休職中は給料をもらえないので、堂々と休んで良いと思います。
15 実際、何か考えようとしても思考が止まってしまうので、「考えることができない」状態だったのです。
17 復職までに必要なことは、あなたの体調の回復と、医師の復職許可と、会社の復帰許可です。
23 医師に「これまでの考え方では、復職できてもうまくいかないと思う」と伝えたところ「そうですね」と返答。これらのことから、私は自分で解決する方法を考えなければならないと気づかせてもらえました。最終的に解決するのは医師ではなく、あなたであると。
26 適応障害になると、焦ったり、イライラしたり、急に怒ったり、不安が強くなったり、物事をネガティブに受け止めたり。この度合いが強くなります。
28 適応障害になりやすい方は物事を悲観的に受け止めやすいと言われています。
31 「傷病手当金は、給与の4割から6割支払われるが、いくらもらえるかは国の決定による」と会社から言われました。また、申請してから、2~3ヶ月かかると言われました。
32 職場が原因となっている人が多いのではないかと推察します。
34 環境調整がうまくいかない場合は、会社を辞めるという選択肢を取ってもよいでしょう。ただ、会社を辞めるのであれば、自分の心が落ち着いている時に決断したほうがよいと思います。病気の時は冷静な判断がしづらいからです。
38 先生と話す前と、上司と話す時が緊張します
43 「悪いことは思い出さない」ということも元気になるコツだと思います。
45 睡眠に全力を注ぎました。
53 ポジティブ日記
56 認知行動療法とは、「ものの受け止め方や考え方などを、現実にそった柔軟でバランスのとれたものに変えていくことで、ストレスをやわらげるものです」
56 瞬間的に浮かぶ考えを「自動思考」といいます。それをバランスのあるものに変えていこうというものです。
66 食欲不振と眠れない日が続き、会社の近くに行くと涙が出て止まらない、体が動かないといった症状が出現。精神科を受診したところ、適応障害と診断されました。
69 現在は、上司とは適度な距離を保つように心がけているそう。
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