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許す力 大人の流儀4/伊集院静

評価

☆☆☆☆★

一言所感

なぜ伊集院静はモテるのか。
大人になるとわかる魅力がありますな。

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忘れられない。許せない。私も同じだ。人はみな、許せないことを抱えながら生きて行く。だが、許すことで始まる人生もある。本物の大人になる、そのための必読書――シリーズ累計140万部超の大ベストセラー第四弾。怒り、哀しみ、そうした感情とどう折り合いをつければいいのか。伊集院静が指南する。

AMAZON商品概要

付箋

107 子供に必要以上のものを与えるのは間違いである

129 一人のデスクに一台のパソコンがあり、それにむかってキーを打つことを大半のビジネスマンは仕事と錯覚している。

150 俺は医者でも牧師でもないからな。それより思い残すことはないのか ヤマほどある そうだろうな。何かできることはあるか。

178 そこに我欲ばかりが目立てば、その世界には限界があると判断する。それは古い業種もそうであると判断する。…共通しているのは税金を勝手に使えるくらいに思っている点と情緒の欠けらも知らぬことだ。人間は情緒、哀切を失えばただの細胞のかたまりでしかない。

188 許せないのなら、私は許さなくてもいいのではないかと思う。…これは私には許せないナ、とつぶやきポケットに入れてしまえばいいのではないか。…許せない自分だけがダメなひとではなく、皆それをかかえて生きていることを知ることである。いつか許せば、それはそれで生きる力にやるのだろうが、許せないものも人のこころの中で何かしらの力になっている気がする。

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