#760 挙手発言を求めない
教師主導の一斉授業では、「発問-挙手-指名-発言」の流れで授業が進む。
しかし、このような流れでは、一部の子どもしか活躍することができない。
私は「挙手できるようになる」ことは、そこまで重要でないと考える。
大切なことは学習内容の深い理解である。
「挙手できるようになる」ことを求める必要はないのだ。
だとしたら、「挙手することが苦手」な子どものためを考え、挙手発言を求めない授業をした方がよい。
例えば、基本はペアやグループで話し合いをし、あとでランダムに選ばれた人が代表で発表をする。
例えば、個人で思考し、教師が机間巡視をしたあと、意図的指名で発言してもらう。
例えば、ペアやグループなどで話し合いをし、その結果をホワイトボードに書き、全体でギャラリーウォークをする。
このような、「挙手発言」以外の要素を授業に取り入れることが必要である。
授業を進める上で、「挙手発言」は必要不可欠なものではない。
それに代替するような流れを構想する必要がある。
ぜひ意識していきたい。
では。
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