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soeji
#1795 叱りっぱなしにしない
「叱ってはいけない」
「諭すことが大切」とよく言われる。
しかし、そんなことは分かっていても、ついつい腹の虫がおさまらず、子どもを叱ってしまうことがある。
そんなときに、「叱りっぱなし」にしないことが重要だ。
「叱りっぱなし」にしておくと、子ども本人が嫌な思いをしてしまう。
教師に反抗心を燃やしてしまう。
最悪の場合、その邪悪な心を家庭に持ち帰ってしまう。
これを防ぎ、「子どものため」を思うのであれば、「叱りっぱなし」にすることは避けなければならないのだ。
ではどうするか?
叱られた子どもは、その後の活動で挽回し、かならず「良い行動」をするはずである。
この「挽回」を見逃してはいけない。
教師が、いつまでもムキになって怒らないことが重要だ。
子どもが見せたその「挽回」した姿を取り上げ、全体の前で価値付けするのである。
これにより、一度叱られた子どもが「救われる」のである。
このような、事後フォローが必要不可欠なのである。
「叱りっぱなし」ではなく、フォローを徹底するのだ。
これにより、教師を嫌うことなく、邪悪な心で家庭に帰ることなく、適切な意欲を引き出すことができるのである。
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