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#1652 計算ドリルに類題という視点を【算数科】

計算ドリルで多くの問題を解くことは大切だ。

それは、計算に慣れるためである。

しかし、たいへん効率が悪い。

多くの問題に手をつけなくても、「代表的な問題」を解く力があれば、それと同じ種類の問題も解くことができると言える。

つまり、「類題」という視点を子どもに与えるのである。

そうすれば、わざわざ同じような問題をたくさん解く必要はない。

その類題を解ければ、他の同じ種類の問題も解けるのだから。

計算ドリルには、ハートや星などで記号がふってある。

これが「代表的な問題」であり、それを解けるようにすればよいのだ。

その他の同じ種類の問題は解く必要がないのである。

そして、もしも代表的な問題が解けなければ、「その類題が苦手である」ことが分かる。

そうなって初めて、同じような種類の問題を解く意味が生じる。

そうして、同じような種類の問題を練習していくのである。

「数字を変えても解くことができるか」を試すのである。

ぜひとも、「類題」という視点を与え、計算ドリルを活用させていきたい。

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