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#1813 少ないから目立つ~先手をとる~

子どもが30人前後の学級であれば、不適切行動をしていても、それほど目立つことはない。

しかし、10人以下の小規模学級では、不適切行動をすると、その子どもが非常に目立つようになる。

すると、教師の目がその子に注がれ、注意・叱責をするようになる。

そして、教師の空気が悪化していく。

完全に、不適切行動をとる子どもの「思うツボ」にはまってしまう。

クラスの人数は関係ないのだ。

目立つとか、目立たないとか、どうでもいいのだ。

不適切行動に過剰に反応する必要はないのだ。

そのような不適切行動がでない仕組み・環境を創造するのである。

不適切行動が出る時点で「後手に回っている」証拠である。

だから、それが目立ってしまうのだ。

そうではなく、「先手」をとって、不適切行動をさせないようにする。

「いつのまにか学習していた」という仕組みを創り上げることが重要なのである。

ぜひとも、先手をとり、問題が起きない工夫を模索していきたい。

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