知識はいらん 高い教養を持てばいい
知識を知識たらしめるものが『ただの記憶』として扱われるのは、ただ暗記した知識のままである。それは価値判断する上で重要な知恵に変換できるのかというある種の抽象化がなされるのが難しい状態で、知識といえるのかを保留するかが哲学なのではないか。
知識というのは、段階的なものであり、その段階的な前提が積み重なっての『知識』であるから、ただの記憶として残すのは無価値であると言ってもいい。私たちにできるのは、その知識を使って、どのように分類し、どのように価値判断するのかという段階的に『整理