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【宝物のような言葉を各地で】

全県25市町村をまわった語る会が終わりました。
何かとお忙しい折、また、各地で様々なイベントが行われているなか、私の会に足を運んでくださった皆様に心から感謝を申し上げます。
用事があって行けないけれどとメールやお手紙・FAXなどでご意見や励ましの言葉をくださった皆様、アンケートに思いを綴ってくださった皆様、会のご感想などを後日お便りでくださった皆様もあり、まだ全てにお返事をしきれておりませんが、この場を借りて心より御礼申し上げます。

とある会場では、5年前の選挙の際に、私の名前を書くためにひらがなを毎日練習して投票に行ったという知的障がいのある女性とその保護者の方が来てくださり、ようやくお会いしてお礼を伝えることができたことも望外の喜びでした。

ご病気をされ、数ヶ月のリハビリを経て1年ぶりにまたこの会に来ることができたとお話しくださった方もあり、この間のご苦労、心身の痛みやお辛いこともたくさんあられただろうと思い、胸がいっぱいになりました。また、ご自身の病気のみならず、ご家族の介護などでしばらくこうした会には来ていなかったという方もあり、皆様それぞれに様々なことを抱えていらっしゃるということに思いを致しました。
初めてご参加くださったという皆様もありましたが、この会が一期一会になることもあるということを心に留めながらお話をさせて頂きました。

今国会で取り組んできたことや成果を挙げられたと感じること、引き続き取り組みたいと思っていることなどをお話しさせて頂きましたが、私が経験した理不尽なことをお話ししたことで、ご自身の体験などをお話しくださる方もあり、改めて女性が置かれてきた立場というものを考えさせられることもありました。

皆様から多くお話し頂いたのはやはりクマのこと。また、農業に関わる様々なこと、地域の交通や医療・介護のこと、お子さんやお孫さんの教育や就職のこと、森林環境税や都知事選といった話題、高校生のバイト禁止は文科省が求めているのかとの具体的なご質問(問い合わせたところ文科省はそうしたことは定めておらず、学校長の判断で行われているとのこと)など、具体的に調べたり取り組んだりしなければならない課題も受け取りました。

選挙区が県内全域である私は、なかなか各地を頻繁に行き来をして関係を繋いでいくことが難しい現実もあり、こうした会で各地の課題や皆様の関心事項をお伺いできることは本当に貴重な場となっています。
同時に、ご自身やご家族のお悩みを打ち明けてくださる方々からは、この場に足を運ぶことも叶わずに苦悩の中にある方々があること、どんなに聞こうとしても、耳を澄ましても聞こえぬ声があるということを改めて知らされます。

この機会を捉えて多くの皆様からお聞かせ頂いたことを忘れず、皆様の想いに添う働きができるように引き続き力を尽くして参ります。