加減算の統一 (負数の導入)

突然ですが、問題です。
【問題】
「たろうくんは、もともとりんごを$${4}$$こもっていました。さっき、はなこさんからりんごを$${-3}$$こもらいました。いま、たろうくんのもっているりんごはなんこでしょうか。」

$$
\begin{align*}
4+(-3)=1
\end{align*}
$$

つまり、いいたいことは


負数を認めると、加減算は加算に統一できる


負数も含めて数というものを考えるとき、わたしは下記のイメージを大事にしている。


数は無からの操作を内在している


つまり$${-3}$$このりんごは、$${3}$$こあげたから$${-3}$$こになったのであって、$${-3}$$という数字には、この「あげた」が暗に含まれていると考えておく。一方$${+}$$は「もらった」という操作になる。要するに「負数」を「数」の仲間に入れた時点で「数」は単に「りんごの個数」ではなくて「もらった(ゼロから増えた)りんごの個数」と考えたほうが、いろいろしっくりくることになるのだ。

以上


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