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大阪府の「教育無償化」実現事例に関する勉強会

こんにちは 日本維新の会衆議院支部長の寺島みずひとです。

本日は日本維新の会で行われた政調勉強会での学びについて記載します。ちなみに今回の勉強会はyoutubeで完全公開されているので興味のある方はぜひみてほしいです。

今回の勉強会で特に自分なりに刺さった部分についてピックアップしてご記載したいと思います

高校と大学の役割

全国の高校と大学の無償化について話す前に高校と大学の役割について話ていたのが印象的でした。具体的には

高校とは卒業することで社会で活躍するための基礎教養が満たされている状態とする教育機関である。ということでした。実際高校の進学率は99%という数字からも上記の定義の正確性が伺えます。

それに対して大学はエキスパート、専門家を養成する機関である。という定義でした。

また大学についてエキスパートの教育機関であると考えた場合において、高校と同じような基礎教育をするのは役割違いではないか?という議論もあったのが印象的でした。私もその意見には賛成です。私は大学には編入学で入ったこともあり大学で基礎教育的なことはうけてはいないですが、1年生から入った場合には特に大学1,2年生はとくに基礎教育の比重が強くそこの見直しは必要だと思います。

私自身は高専の出身であり、高校と大学の役割をあわせたような教育機関でもあり、こういった役割の違いから入ってくれたのは正直とてもありがたかったです。

全国のこ無償化するための予算

当然ながら無償化するにあたっては多くの予算がかかります。しかし実態としてどの程度の予算が必要なのか?(私立大学はぬく)

高校 6200億円
国公立大学 4768億円

あわせて約1兆1千億円の予算で教育の無償化が達成されるということで寺嶋としては約100兆円の国の予算規模から考えるとその100分の1で達成されるのであれば十分やる価値は高いと感じました。というか講演の中でもありましたが「投資」という考えでいえばとても効果的ですね。

もちろん議論の中には無償化をすることでモラルハザードや教育の質の低下を招く懸念はあるとは思いますが、もしそういった状態になった場合には特に少子化の時代には評判が悪くなり新しい学生の入学希望をつのることが難しくなり、結果的に予算を減らされることになるのではないかと思いました。

学校運営の新たな財源

また無償化にあたって、私立などより質の高い教育をしたい場合により教育についての予算が必要な場合はどうするのか という質問がありました。

それに対する回答としては以下の内容がありました
・卒業者の寄付に頼る
・ふるさと納税の仕組みに学校への寄付の欄を設ける

現状ほぼ全ての学校運営にあたっての費用については消費者からの教育料と国、自治体からの支援で賄っている中で素晴らしい選択肢であると考えます。1番目の選択肢については卒業後に社会的に成功された方もいらっしゃりその方に寄付をもとめたり、2番目もふくめて寄付を今後の主要な財源の一つと考えることで受け入れやすくするなどで予算としてやってみる価値は十分あります。

私自身高校や大学ではありませんがETIC Makersという次世代のイノベーターを育成する私塾の卒業生であり、そこは100%寄付で運営されているというとんでもない組織です。こういった実例も参考にしながら今後の新たな教育機関の財源について検討するのがよいと感じました。

最後に今回講演頂いた吉村知事ありがとうございました。

ではまた明日!!

明日は静岡市で本日質問されていた 足立康史衆議院議員を招いて政治資金パーティを開催します。参加される皆様どうぞよろしくお願いします。


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