ヘッダー画像自作への道・5
このnoteは、わたくしが参加しているnoteのサークル「絵描きのためのイラレ部」の自主練日記です。基本的に部内での練習メニューの記録として書いています。
このnoteのheader部分をIllustratorで自作するのが当面の目標です。たまに基本操作から忘れていたりしますが、どうぞ生暖かい目で見守っていただきたいと思います。
さて、今回の練習メニューは「パターン機能」を使ってオリジナルのパターンを作ること。
「パターン機能」というのは、その名の通り、布の柄のような模様を作るのに便利なツール。タネを複製して自動的に並べてくれるところは散布ブラシとも似ていますが、更にパターン作成時に使いやすく特化した感じですかね。丸や四角などの図形をツールで描いて作ってももちろん良いのですが、せっかくのイラレ部なので今回は手描きのタネでパターンを作ってみることにします。
まずは下描きから。
例によってザクザクと下描きをします。もちろんいきなり描き始めても良いのですが、やはりねオールドタイプは紙から始めないとなんだか調子が出ないのですよ。
布に印刷されて製品化された時のこともうっすら考えておきます。うふふ、夢を見るのはタダ。
今回の課題に関連して、「絵描きのためのイラレ部」部長のサタケシュンスケさんより、コンペの情報も提供していただいています。これでなんらかの賞を受賞すればフェリシモさんから商品化される可能性もあるとのことです!
とか言いつつ、実はわたくしフェリシモ大賞のイラスト部門で優秀賞もらったことあるんですよね…誰も覚えてないと思うけど、あんまり下手な物を出すと恥ずかしいという自意識の欠片が…ああ、でも、まあどうでも良いか。
うん、一旦書いてみたらどうでも良いやと思いました。(スピード自己解決)
気を取り直して進めましょう。
ムニョムニョっと「塗りブラシツール」でタネを描きます。
後で調整できるので、ここは気楽に…
昔住んでいた祖父の家にあった椿の花をモチーフにしてみました。いまは叔父が住んでいるはずのあの家、しばらく行ってないけどまだ椿の木はあるのかな。
タネになるイラストが出来ました♪
こんな感じですかね。で、一旦保存しておきます。
タネを全て選択した状態で「オブジェクト」→「パターン」→「作成」します。
「新しいパターンがスウォッチに追加されました…云々」というアナウンスが出るので「OK」を押します。
左の方にパターンオプションパネルも出来てますね。
パターンオプションパネルでパターンにするアートワーク(タネ部分)を調整します。
タネの部分を変形すると、リアルタイムでコピー達も変わります。
色も変えられまーす♪
タイルの種類を変更すれば並び方も変えられる!
今回はデパートの包装紙みたいになる六角形をチョイス。
重なり具合も調整できます!
かなり印象が変わりますね。
これでいいかな…。
パターンに名前を付けて、スウォッチに保存。
タブの下の「完了」を押します。ここまで大体「OK」だったのにいきなりの日本語!ちょっと見つけにくい…(;・∀・)
一旦タネの部分を非表示にして、新規レイヤーを作成。
スウォッチから、今作ったパターンを選んで図形を作成します。
なんでもいいのですが、今回は角丸長方形を選びました。
\パターンで塗りつぶされました!/
おおお!すごい!かんたーん!!
パターンも散布ブラシと同じく、いったんIllustratorを閉じたら消えてしまうらしいので、ハンバーガーマークから保存しておきます。
クリックすると、下の方に「スウォッチライブラリをIllustratorとして保存」というのが現れるので、名前を付けて任意の場所に保存します。
なお、特に操作しないとIllustratorが保存されているところに「スウォッチ」という素材を入れておくファイルがあるので、そこに収納されることが多いようです。
これで、Illustratorからいつでもこのパターンを呼び出して使えるようになりました!
パターンオプションパネルが超便利!!
今日の練習は以上です。
リアルタイムで結果を見ながら調整できる「パターンオプションパネル」がすごくいいですね。今回私はタネを先に描いておいてパターンにしたのですが、サタケシュンスケ部長の作例動画では、パターンオプションパネルを表示して、直接ブラシでオブジェクトを描いていました。必要なところに直感的に描き足していけるのがスピーディで楽しそうでした。また後日、時間を作って自分でも描いてみようと思います。
(20200713)
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