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光の中に

11(月)J-WAVE「BEGINNINGS ~LIVE FROM TAKANAWA GATEWAY」に踊ってばっかりの国・下津光史さんをお呼びし、生演奏を披露してもらいました。 大すきな音楽はとてもとても心を満杯にしてくれた。いっぱい何かをもらった、勇気をもらいました。

本番前は初めてのラジオの生出演・生演奏とのことで、めちゃくちゃ緊張してらっしゃったんだけど、演奏が始まると、パタリと変わり、下津さんに音楽が宿っていた。音楽に真摯に向き合って歌っていて、歌うときの優しい表情と歌声は会場内にいた人、全員惹きつけられました。ほんとすごいな〜音楽に生きてる人だ〜と感じました。後から、オンエア上でも聴いたけども、声のなかにちゃんと表情があって、想像できるよね、優しくて嘘のない表情が。

演奏した楽曲は「光の中に」「ほんとごめんね」「Boy」の3曲。
最新作の「私は月には行かないだろう」から演らなくて、大丈夫かなあと心配しておりましたが、選曲にもちゃんと意味があるからきっとこの3曲でよかったんだと思う。「ほんとごめんね」に入る前の「いつの時代も、どんなことが起きても、音は掴めなくて。僕らの道はただ続いていくのよ〜」、ああこんな入り方はずるい、と思いました。しんみりしちゃうギターと「音を止めないでよ」っていう心からの思い。ほんとごめんね、って「ごめんね」ってとっても無責任で、でも仕方ないからって、受け手も伝える側も、悲しくなっちゃう言葉だよなあ。ちょっと後ろめたさも残って、でも誰のせいでもないからね。不思議な言葉です。「Boy」は子供たちが駆けめぐる日常、屈託のない笑顔で溢れる日がきますようにとの祈りを込めて。いま公園にいても、誰も悪くないのに、なんだか変な感じになっちゃうことがあって、言いたくないやろうなあとか思いたくないだろうなあ、早く何も考えずにボーッと公園に寄りたいし、気軽に行きたいなあ。当日の夏のような快晴にぴったりで、Boyの煌めきと眩しさが心晴れやかにしてくれました。ミュージシャンであり、お父さんでもある姿の下津さんが、ぎゅぎゅっと詰まっている時間でした。音楽のとてつもない愛おしさとか、心地よさが伝わって欲しいです。


J-WAVEの「音楽を止めるな」プロジェクトの一環として、毎日高輪ゲートウェイ駅の特設会場からアーティストのライブを届けています。STAYHOMEを提唱されるなか、今状況で、ここへ来てライブをするのも・しないのもどちらもミュージシャン・表現する者としての正義であり、自由。ただ私は届ける環境を選択しています。リスクを伴うことも、依頼をすることも、引き受けることも、全てに責任がある。いつまで続くか分からないけど、ここの会場を守って、安全に音楽を届けていきたいと思います。

信じている音楽を届けられることは、幸せです。こうやって活力になって、原動力になっています。まだまだ力になりたいし、届けていきたい。

確実にコロナの先の世界線にきている。みんな行動起こしていて、とてつもなく不安や焦りが襲ってきて、早く何かという気持ちだけが圧迫、自分のやるせなさなどに落胆しておりましたが、自分のペースで納得いけるとこ、やりたいこと、ビジョンをしっかりともち、もちろんスピードも大切ですが、丁寧にやっていきたいなとこの日また改めて思いました。

下津さんの演奏は、明日まで聴けるのでぜひ聴いてみてください。上のリンクから視聴可能です。踊ってばかりの国の日本語のストレートな歌詞はちゃんと心に届いて、響きます。Spotifyでも聴けます(一部昔のは聴けないけど)あああ・・早くライブ会場で生音で全身で音楽を聴きたいなあ。ライブいきたいなあ。

踊ってばかりの国:https://odottebakarinokuni.com/

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