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気力と体力

皆さん、こんにちは。
月曜担当の山中です。


関東は各地桜が満開ですねー。
今年はお花見してる余裕もなく、道すがらに眺めるくらいになりそうです。


さて、今日のテーマは、気力と体力です。
30代までは気力があれば体力がついてくる感覚がありましたが、40代になると気力があっても体力がついてこない事を実感していました。

いよいよ来週にオープンが迫ってきたハラカドプロジェクトですが、商業施設に店舗をオープンすることは今までの人生でも初めてのことで、年が明けてからゴールの見えない準備を進めてきました。
想定していたように先週までの2週間が山場でしたが、この2ヶ月くらいはほとんど毎日残業をしていました。うちの会社は定時が9時〜16時半と短いのですが、19時20時まで残っていることが多く21時まで残って1人で作業をしていることもありました。

先週くらいになるとだいぶ精神的にも追い込まれてきて、だけどやらないと終わらないし、僕がやらなければ中途半端なままでオープンをむかえることになる現状に苦しんでいました。

それでも「気力を振り絞りやり切らないと」と自分に言い聞かせて作業を進めていましたが、先週の金曜日の夜中にいきなり吐き気が襲ってきて、胃痛が始まり朝まで寝ることが出来ず夜が明けました。最初は何か食あたりでもしたかと思っていましたが、胃が張ってきて苦しくなり起き上がってガス抜きをして横になるとまた胃が張ってきてを2時間おきに繰り返していました。

市販の胃腸薬を服用しても一時的に良くなるだけまた胃の痛みが襲ってきます。様子を見ながら色々調べていくと、おそらくこれは食あたりではなく、ストレス性の胃炎だと思いました。

原因は、過労と睡眠不足とストレスでしょう。

人生で今までストレスで何が体調の変化を感じたことがあまりなく、自分はストレスに対して強い人間だと思っていました。
今回は、このタイミングで体がストップをかけてくれたのだと思います。
土曜、日曜とひたすら横になり体を休めて日曜の夜には食事を取れるようになりました。
しかしながら、胃の違和感はまだ取れていません。怖いのは、また眠れない夜がやってくることと、より酷い症状になり潰瘍にならないかです。



店舗の準備はほぼ完了となってきましたが、明日からオープン前のメディア内覧、東急さんの関係者内覧、テラスの取引先や今回の出店に際して関わっていただいた皆さまを招待しての内覧が来週の月曜まで続きます。
なんとか、来週の月曜まで体調がもってほしいです。

僕は、TERASというブランドをここまで構築してきた自負があります。TERASブランドのフロントマンとして意識を持って、出店や展示会やお取引き先の皆さまやお客さまと接してきました。僕がTERASブランドのストーリーを1番語ることが出来るので、内覧やレセプションには絶対立ちたいのです。

その先には、グランドオープンがありますが、最悪そこは倒れて参加出来なくてもいいと思ってます。なんとか15日までやり切りたいです。

人生も折り返しを迎えると、中途半端なことが気持ち悪く感じます。
今までやり切れなかったこと、やろうやろうと後回しにしてきたこと、このくらいでいいやと諦めていたこと、そんなことを実現していくのが人生の後半かと思います。
そこに結果がついてきて、心の底からの喜びを感じることが出来るはずです。

昨日、NHKのドキュメンタリー番組で、昨年亡くなった坂本龍一さんの特集がありました。
彼は最後の最後まで音楽を続けていました。

「どんな逝き方をするか」

それが大切だと述べていました。
いつその時がきても後悔なく迎えられるように、苦しくても歯を食いしばってやり続けていきたいです。

それでは、また。。


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