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ちこちゃんについてご報告

我が家の飼猫ちこちゃんは
ずっと軟便傾向が続いています。

軟便の経過については、
このnoteでも
何度もお伝えしています。

5月1日に便検査をした結果が
昨日出たということで、
急遽病院に聞きに行ってきました。

猫コロナウイルスがありました。

猫コロナウイルスは半数以上の
猫が持っていると言われているもので、
予防のためのワクチンは現状ないそうです。

通常は軽い下痢をする程度で
普通に暮らすことができますが、
中に数パーセントの確率で、
猫伝染性腹膜炎という恐ろしい病気になる
リスクがあります。

この猫伝染性腹膜炎(略してFIP)は
罹患すると致死率100%です。

唯一効果があると言われているのは、
日本では未承認の薬です。

中国から(怪しげなルートで)
入ってくるようで、
これを使った治療には100万円単位のお金が
かかります。

しかも一度治っても
再発する可能性もあるようです。

最近日本製で効果があるお薬が
見つかった(開発された?)
ようなのですが、
予後が悪いことにかわりはなく、
猫にとっても飼い主にとっても
辛い病気のようです。

ただ、先ほども書いたとおり、
コロナウイルスを持っている猫が
FIPに罹患する可能性は数パーセントで、
しかも、
子猫に多い
(高齢猫も発症するリスクあり)
未去勢の雄猫に多い
ということを考えると、
ちこちゃんが発症する可能性は
とてもとてもとても低く、
過剰に恐れる必要はないのかなと
感じます。

また、ストレスや免疫抑制がかかると
発症しやすくなるそうなので、
ストレスがかからないように配慮し、
ワクチンをきちんと接種させて
他の疾患にかからないようにすることが
大切なのだと思いました。

私は昨日自分のことを責めていました。
ちこちゃんがこうなったのは
引き出した後、
たくさんの猫ちゃんがいる環境に
預けてしまったせいだと思い込んだのです。

ですが、調べていくと、
ペットショップに来る前に
既に罹患していることも
少なくないようでした。

猫同士のグルーミングで
罹患することが多いようですが、
預けていた時、
ちこちゃんは他の猫とは
ほぼ接触しておらず、
グルーミングをしあった形跡も
なさそうだったので、
預けていた時に罹患したとは
限らないなと思いました。

なお、猫コロナウイルスを持っていると
軟便にはなりやすいようなのですが、
これだけで慢性的な軟便になるとまでは
いえないそうです。
(かかりつけの獣医さん談)

アレルギー食が
大のお気に入りのちこちゃん。
今日の夕方で完全に切り替わりますが、
これで効果が出ない場合、
さてどうしたものかと思います。

効果が出ない場合は、
アレルギーが要因ではなく、
やはり猫コロナウイルスが
主要因ということになりそうです。

そうなった場合、私としては、
お薬も併用しながら、
より消化の良い食事を
食べてもらうしかないかなと
考えています。

ちこちゃんのご飯難民生活は
まだ続きそうに思います。

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