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ちこちゃんは猫だった

我が家では、
大通公園でスカウトしてきた
ワラジムシさんを飼育していることを
以前お話ししたと思います。

ワラジムシさんはなんでも食べますが、
大好物があまりよくわからず、
色々試していました。

冷蔵庫に猫用煮干し(賞味期限切れ)が
余っていたので、
試しにケージに入れてみたところ、
結構ワラジムシさんがたかっていました。

これは成功だったかもしれないと
ちょっと嬉しい気持ちでいました。

が、つい先日のこと。
仕事を終えて帰宅したら、
床に木の葉やアルミホイルが散乱しています。

あ!!!と思い、
棚の上のワラジムシさんのケージを見ると
蓋代わりにしていたビニールが破られ、
煮干しがなくなっていました。
(ケージ内に少し散乱していました。)

どうやら、ちこちゃんが
煮干しの匂いに反応して、
ケージに突撃したようでした。
(見たところ、ワラジさんの被害はありませんでした。)

元々ちこちゃんは、
あまり煮干しが好きではなかったですし、
尿路結石になりやすい成分が多いので、
あげるのをかなり前にやめていました。

が、ダイエット中のちこちゃんにとって、
煮干しはどうやらご馳走の匂いがするもの
だったようでした。

私はワラジムシさんのケージに
煮干しを入れるのをやめました。

かわりに
カトルボーン(いかの甲を乾燥させたもの。
鳥のえさになるものです。)を増やして
置いておきました。

ところが、ワラジさんのケージに対する
ちこちゃんの興味は尽きませんでした。

もう、煮干しがないにもかかわらず、
何度もワラジさんのケージに寄っていき、
昨日も留守中に、
爪でケージを引っ掻いたようなのでした。

これはまずいと思い、
留守中、ワラジさんのケージは
ちこちゃんが登れない
冷蔵庫の上の電子レンジの上に
置いておくことにしました。

煮干しによって、
ちこちゃんの「猫の本能」に
火がついてしまったのかもしれません。

ちこちゃんは猫だったのです。
(いやわかっていましたが…)

先ほども言ったとおり、
健康上の理由から、
今後もちこちゃんには
煮干しはあげられませんが、
カロリーが低く、
お腹がゆるくなりにくいおやつがあれば、
時折ちこちゃんにあげてもいいかな
と思っているところです。

ワラジさんのケージを
都度都度襲われても困るので…

猫の本能の火が
鎮火することを祈っています。

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