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Episode.3 稲を刈る

縄の会、特別編「稲を刈る」🌾

10月7日(土)/10月8日(日)
@はたけのもり農場(横浜市都筑区)

いよいよ稲刈りの季節となりました。
都筑区の「はたけのもり農場」さんで毎年開催されている稲刈りの会に、縄の会の数名で参加させていただきました。

田んぼは一面黄金色。しっかりと稲穂が垂れ下がり、収穫期を迎えていました。

作業の前に、はたけのもり農場の坂梨さんから稲刈りの手順を教わります。

はたけのもり農場の坂梨さん

作業工程は、以下のとおり。
1. 稲をカマで一株ずつ刈る
2. 五株ほど刈ったら、麻紐で一つに束ねる
3. 束ねた稲を天日干しする

麻紐できつく束ねるには少しコツが必要で、
紐の結び方を丁寧に教えて頂きました。
干すと水分が抜けて葉も茎も細くなるので、ここでしっかり縛らないと、干してるうちにするりと抜け落ちてしまいます。

初心者でも分かりやすく、丁寧に教えて下さいました。

5分ほどのレクが完了したら、いざ稲刈り!
カマを片手に田んぼへと降り立ちます。

長靴で来て大正解。びちゃびちゃではないものの、土にはまだしっかりと水分が残っていました。気を抜いたら転びそうです。
3歳の娘は、ふわふわだねぇと嬉しそう。

左手で一束掴んで、右手でざくざく根本の方から稲を刈ります。手前に引くとよく切れました。

ザクザク、ザッ。音も振動も心地いい。

根元の方から刈り取ります。まだ青くて綺麗!
5束ほどを縛るとこんな大きさに。達成感があります!
子供たちも、軍手をはめて楽しくお手伝い。

麻紐でキツく縛ったら、天日干し。
干すことで水分をしっかりと抜いて、お米にカビが生えるのを防ぎます。

左側が3日前に収穫したイネ。右側が収穫したてのイネ。こんなに色が変わるんですね!

田んぼには、イネの他にもさまざまな植物や虫、小さな蛙も見かけました。多様な生き物がここで暮らしているようです。

干した稲穂は、後日ここで脱穀をします。
脱穀の日も一般参加可能だそうなので、ご興味のある方は是非!
私もお邪魔する予定です。

毎日食べているお米ですが、生まれも育ちも知らないことばかりでした。
秋の稲刈りだけではなく、春の田植えやどろんこ遊びの会もあるそう。子供はもちろん、大人にも是非参加してみて頂きたい貴重な経験です。

風が吹くと、ザワザワと稲穂の揺れる音が聞こえました。「なんの音?」と不思議そうな3歳児。

脱穀後に余った稲藁は、畑の敷き藁にしたり育苗に活用したりするそうですが、全ては使い切れないとのことでした。

「たくさんあるから、是非使って欲しい」と、縄の会に稲藁を分けて頂けることに!👏(広島のしーちゃんが事前に相談してくれていました。)

ここで大切に育てられた稲を使って、
縄の会は最終章へと進みます!

土曜日の参加メンバー!
楽しい時間をありがとうございました!
気持ちの良い秋晴れでした!

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