1095日の生き様 ⑩~部活病~

週末と言えば?
そう私のnoteが積極的に更新される日ですね。

さて記念すべき10話目部活病についてです。

ん?部活病?

はい、私が勝手にネーミングしてみました。
まぁ職業病の部活版みたいなものです。

急ですが、みなさんは授業中

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寝たことありますか?

過去にそういう経験が無い人は素晴らしいと思います。
むしろそれが普通ですし、授業中寝ることはいけない事です。

ですが駒澤1年生は現実世界にいたくないわけです。
例え、部活外の授業中であろうとも、この世に意識を置く事で後に必ず訪れる地獄を前に自分の精神をドンドン追い込むこととなり、現実逃避しなくてはやっていけません。

これ、結構キレイごと言ってるわけじゃなくマジな話です。
寝不足だから、眠たいから、という感覚で1年生の時に寝たことは一回も無いかもしれません。

脳・体力・気力の温存。

これに尽きます。

ですので野球部・サッカー部も寝ていましたが、ちょっと睡眠の目的が違ったかなと思います。

では睡眠することは確実に現実逃避になっているのか。
と、問われるとそうとは限りません。

理由は簡単。

夢にも出るからです。

こうなった場合は最悪です。なんせまだ始まってない部活を一度夢でやって、その後に現実の部活が始まりますから実質2部連です。

これは授業中の睡眠に限らず、24時間いつ、どこで眠りについても、結構な頻度で部活の夢を見るようになり、これが部活病とも言えます。

今回はこの部活病を初期~中期~末期として紹介していこうと思います。

初期症状としては、

警戒心から眠りが浅い為、「ふぅん」みたいな男としてはクッソ恥ずかしい吐息みたいな声をしょっちゅう漏らすようになります。

そういう場合、必ず、

「(いや、今ちょっと咳き込んだだけだし)」と言わんばかりに「んんっ!ごほっごほっ」と誤魔化します。

周囲は、「いや、誤魔化しても聞いてたし…笑」と思うわけです。

次に中期症状としては、

ビクッ!!が増えます。

なにそれ?と思う人、なかなかいないんじゃないかなぁと勝手に思ってるんですが要するに

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これです。

実はこれ今、わかりやすいようにビクッ!と表現しましたが正式名称があるんです。知ってましたか?笑

この無意識に起こる筋肉の収縮は「ジャーキング」と言うそうです。

主に身体が疲れているときに起こりやすいため、ジャーキングが起こったらできるだけゆっくり身体を休めるように気をつけた方がよいでしょう!と解説されておりますが、ゆっくり休めてる時間も余裕もございません!

来週から学校でぜひジャーキングを使ってみましょう!
流行りますよ!

例)
「あいつ今日めっちゃジャーキングしてんじゃん!」
「やべっ今の俺のジャーキングすごくなかった?」
「今日の英語の授業、俺の本気のジャーキング見といて、エグいから!」

(流行らんな…)

そして最後に末期症状、

これはいきなり


「がぁんばぁぁーぃっす!!!」と叫ぶこと。


当たり前ですが一年生が一番声出しします。
その中で一番多く使われるセリフ「がんばです!!」です。

これを1年生が声を途切らせないように、常に1人以上で声を出さなくてはいけません。

誰かとタイミングかぶるかも…なんて女々しい心配をしてる余裕なんてありません。

とにかく

「がぁんばぁぁーぃっす!!!」
「がぁんばぁぁーぃっす!!!」
「がぁんばぁぁーぃっす!!!」
「がぁんばぁぁーぃっす!!!」
「がぁんばぁぁーぃっす!!!」

これにより部活の夢を見ている時も、ツラい坂を走ったりしているのですが「がぁんばぁぁーぃっす!!!」も途切らせないように夢でも叫び続けます。

その勢いが現実世界にまで溢れ、僕らはいきなりベッドで机で車で、叫ぶわけです。

「がぁんばぁぁーぃっす!!!」
あ、、、さーせん。(再眠)

朝、何度、ガンバです!と言いながら起きて学校へ向かった事か…
いやいや・・・まず自分がガンバです・・・と思いながら・・・

こうして1年生の時は部活病に侵され、十分な睡眠も取れないまま日を重ねるわけですが、この末期症状は1年で完治します。
(「ふぅん吐息」と「ジャーキング」は今も起きます)

ただし、部活の夢を見るというのは20年ほど経った今も稀に見ます
試合の時間に遅刻して先輩や先生に顔も併せられなくて逃げる夢だったり…笑
完全に後遺症認定です。

ただ、悪い後遺症だけでなく以前の記事でも紹介しましたが目上の人に対する、否定を「いや」でなく「いえ」と咄嗟に回答できる良い後遺症は特に社会人・大人になって自分の為になっていると言えるでしょう。

悪い後遺症についても地獄を思い出させてくれる自身の脳があるおかげで、改めて自分を見直す機会にもなりますし一概に「悪い後遺症」とは言えません。

なんたってあのツラかった1年ほどツライ1年はこの先の生涯で死ぬ時までは絶対起こらないという確信を持っていますからね。

若いうちにツライ(大変な)思いしておけ、なーんてサラッと人生の先輩方は言いますが、まんざらではない話しです。

間違いなく自身にとってツライ事に対しての免疫が付きますし、糧にもなります。そして何よりツライ思いをすればするだけ人に優しくなれると思います。

これは社会に立って尚そう思います。

だから若い間に色々チャレンジして失敗して折れて、骨のようにまた修復して太くなって、をいかに繰り返し将来の為の準備をするか。
決してそれは貴方の将来にとって無駄にはならないと思いますよ!

と、これを見ている若い子達にエールも添えて、
今回の部活病の話はこの辺で。


てらを

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