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濱野裕理個展「夜を駆ける」 HAMANO Yuri Exhibition

雨でもみじ落ち葉がうつくしい、京都岡崎より展覧会のお知らせです。

濱野裕理個展「夜を駆ける」
2021年12月7日(火)~19日(日)
12時〜18時(月曜日休廊)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2021/10/hamano-yuri-exhibition-2021127-19.html

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夜を駆ける

午前0時、暗闇の街を私は全速力で駆けていた。
冷たい冬の空気が頬に刺さる。
夜風は私の皮膚を擽りながら猛スピードで流れていく。
耳の横でぐるぐると塒を巻きながらそれはヒュルヒュルと乾いた音で鳴いた。
私は息がすっかり上がっている。
心臓の音が低音で頭の奥に鳴り響いている。
「生きている実感」が沸々と湧いてきた。

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濱野 裕理 〔Yuri Hamano はまのゆうり〕

1986年 奈良県生駒市生まれ
2005年 京都市立銅駝美術工芸高校洋画科 卒業
2009年 京都嵯峨芸術大学造形学科油画分野 卒業

個展 
2009年 「eyes open」/ Galleryはねうさぎ(京都)
2011年 「束の間の夢」/ ギャラリーモーニング(京都)
2012年 「空想旅行、架空のまち」/ ギャラリーモーニング(京都)  
2013年 「心の庭」/ ギャラリーモーニング(京都)
2014年 「どうしようもなく退屈な日に僕らは平和について語り合う」/ギャラリーモーニング(京都)
2015年 「あの日僕らがみた風景はこの世界の断片に過ぎない」/ギャラリーモーニング(京都)
2016年 「水色だった日々。」/ ギャラリーモーニング(京都)
2017年 「僕とブルーとジャングルジム」/ サコダアートギャラリー(兵庫)
2018年 「祈りにも似た世界」/ ギャラリーモーニング(京都)
2019年 「濱野裕理 展」/ うめだ阪急 アートアップデコ(大阪)
2019年 「水の夢におぼれる」/ ギャラリーモーニング(京都)
2020年 「濱野裕理 展」/ 伊勢丹新宿店 アート&フレーム(東京)
2020年 「濱野裕理 展 -祈りにも似た世界-」/ ヒルトンプラザwest 3階(大阪)
2021年 「どうしようもなく退屈な日に僕らは平和について語り合う」/ 神戸元町歩歩琳堂画廊(兵庫)

グループ展
京都、大阪、東京、神戸などで多数

アートフェア
2016年 「神戸アートマルシェ2016」/ 神戸メリケンパークオリエンタルホテル
2017年 「神戸アートマルシェ2017」/ 神戸メリケンパークオリエンタルホテル
2017年 「東美アートフェア2017」/ 東京美術倶楽部(東京)
2018年 「神戸アートマルシェ2018」/ 神戸メリケンパークオリエンタルホテル
2018年 「東美アートフェア2018」/ 東京美術倶楽部(東京)

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美しく静けさをたたえた作品のなかに自身の死生観とともに、かすかな希望を感じます。
「夜を駆ける」という展覧会タイトルは、「夜」「暗闇」を「目には見えないさまざまなもの」にたとえ、その感覚世界を自由に駆けまわるイメージからつけられました。
東京、大阪、神戸での展示を経てギャラリーモーニングでは2年ぶりの個展です。
新作19点に加え、「涙をすくう」(19年制作に加筆)、東側ウィンドーに今展タイトルのきっかけになった「夜の囁き」(2012年)、
西側二軒隣のビストロreisinさんに「あの日の私に帰れない」(2017年)を展示しています。/gallery morning

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ギャラリーモーニング 冬季休廊
12/7〜 濱野裕理展終了後は冬休みです。
休廊中、ギャラリーには常設作家の作品を展示します。
ご興味のある方は、ご連絡ください。
照明が付いているときは、事務作業などしております、どうぞご覧下さい。

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