見出し画像

【#2】Excelマスターになるまでの学習帳_IF関数

前置きだよ。

今日も今日とて、拓兵衛です。

自動化とか、エラーチェックとか、仕組みを作るってことが好きなので、Excelとかスプレッドシートを触ってる時間は本当に楽しい。

▶どこまでを共通の処理(テンプレ)にするとか、
▶例外にどう対処するとか、
▶使い勝手や見栄えとの兼ね合いとか、
▶人間のすることだから入力ミスは何が考えられるとか、
▶運用が変わった時に修正のしやすさをどうするとか…etc

関数や書式を組み込んで、最小限の入力でシートが完成できるあの何とも言えない瞬間が楽しい。
(Excel楽しいって言うと変態扱いされるの何でかな?世の中にはもっと変態な人がいるのに笑)

というわけで今回。

そんなあらゆる関数の基本にして、自動化や仕組みづくりのお供。
IF関数』について書いていこうかなーと思います!

ちなみに、全部を解説しようとすると長くなるので、カットしてお送りします。

【キーワード】
「条件分岐」「比較演算子」      ← 今回はこれだけ!
「論理演算子」「データ型」「入れ子」 ← これはまた今度!


#お手上げ

もし○○だったら、○○。

ifについてGoogle先生に聞いてみると、、

画像3

超絶シンプル。。笑

でも本当にシンプルです。
「もし~だったら」という条件に対して、「○」か「×」を判定して、結果を返します。

プログラマーの世界(ざっくり)ではこれを条件分岐」と言います。

【IF関数】
=IF(条件文,[TRUEの場合の処理],[FALSEの場合の処理])

条件が成立したら「真(TRUE)」、不成立なら「偽(FALSE)」の結果を返します。

ここでもう頭がパニックになって嫌悪感を示す人のために図解です笑

画像4

ここでさらに疑問が湧いてくると思うので、1つ1つ解説していきます。


#なく

■条件文

Excelで『IF関数』を使う場合は、

対象が「単一セル」に対してどんな「状態」なのかを指定する

と覚えてください!!

残念ながら「ママー!あれとこれとそれ買って~!」はできないってことです。
1個までというお約束なので、「A1」はいいけど、「A1:A3」までといったおねだりは通りません。

ちなみに、お母さんを説得する方法もあるのですが、また今度で笑
(※論理演算子)

続いて状態ですが、

状態を記号で表すのですが、この記号を「演算子」と呼び、
さらに、2つのものを比べるための記号ですので、「比較演算子」と言います。

比較演算子は「等しい(=)」「等しくない(<>)」「より大きい(>)」「より小さい(<)」「以上(>=)」「以下(<=)」の6パターンです。

■A1 = B1
A1の値とB1の値が等しい場合にTRUE、等しくない場合はFALSE
■A1 <> B1
A1の値とB1の値が等しくない場合にTRUE、等しい場合にFALSE
■A1 > B1
A1の値がB1の値よりも大きい場合はTRUE、そうでない場合はFALSE
■A1 < B1
A1の値がB1の値よりも小さい場合はTRUE、そうでない場合はFALSE
■A1 >= B1
A1の値がB1の値よりも大きいか等しい場合はTRUE、そうでない場合はFALSE
■A1 <= B1
A1の値がB1の値よりも小さいか等しい場合はTRUE、そうでない場合はFALSE

「>」と「>=」の違いは、A1が50だった場合。
「A1>50」は偽、「A1>=50」は真になるということです。
文字で分からなければExcelで実際に書いてみると理解が深まると思います!

=IF(A1>50,"○","×")

↑セル「A1」の数字も変えてみてね!


#むりぽ

■TRUE/FALSEの場合の処理

ここには判定結果の”処理”を書きます。

例題では「○」を表示するために『"○"』と書いてましたね。

「ダブルクォーテーション(")」で囲ってあげることによって、数式ではなく文字だよ!ってExcelに教えてあげています。

こうすることによって、「○」という文字が表示されるわけですね。

つまり、、、

「数式」を入れることもできます!

例えば、A1に商品の価格を書いて「もし子供だったら半額にする!」といったことも可能です。

TRUEの処理に「A1*0.5」、FALSEの処理に「A1」と書けば、
子供だった時に半額の金額を表示してくれるようになります!

=IF(B1="子供",A1*0.5,A1)

そして、数式を入れられるということは、、、

IF関数の中にIF関数を入れられるということです。

「もし○○さんが××じゃなければ、△△だったときに□□だよ」
って書き方もできますが、これはまた今度にしましょう笑
(※入れ子)


#ぴきぴき

IF関数が使えれば大体解決できる!

もうお腹いっぱいという感じでしょうか笑

ここまで辿りついてIF関数はまだ半分ぐらいです。
ですが、今回の内容で「使える」レベルには来ていると思います。

このIF関数をちゃんと理解できれば、他の関数を理解するのはそう難しくありませんし、他の関数を知らなくても「もし○○だったら、○○。」で解決できることが殆どです。

というのも、関数の使い方の基本の「キ」が詰まっています。
応用へ一歩踏み出さずとも、基本を組み合わせるだけで今悩んでいることが解決できる場合もあります。

ただ、それだけをしているのは美しくないので、他の関数も覚えてステップアップしていきましょう!
他の関数はより目的に合った使い方ができると思っていてください。
(もちろん、IFだけでは実現できないこともありますので)


#よろこび

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

IFはプログラミングでも基本中の基本なので、理解できるようになって損はないです。(根本的な考え方は同じ!)

と言いつつ、フローチャートを今回は用意しなかったので、続きを書く前にフローチャートの説明も入れたいですね。

さて、関数が続いたので、次回はExcelブックの操作とかおススメ設定みたいなのについて書いていこうかな?
(スクショ取って、説明画像作って…となるとまた日が空きそうですw)

ではでは次回更新の際も、どうぞよしなに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?