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中国人に誘われて出たオンライン大会の自戦記

先日、中国人の友達に誘われて野良のオンライントーナメントに参加したところ、お気に入りの棋譜ができたので忘れないうちに内容を残したい。

vs 赵鹏程(8級)

名残月共通8題目で相手が白を持って白6を変化させてきた。打たれた瞬間「覚えてね〜」となったけど気持ちを切り替えて素直に黒7。白8を打たれ、記憶の片隅に黒有利という情報だけはちらついたが、よく分かんないから素直に黒9。

正しい黒9はG5

黒9から白10に黒11の交換はこの形だと時々出てきて、そんなに形勢悪くないことは覚えていたので採用。黒15でJ11とかK10を打っても良かったけど、こういう手苦手すぎるし打ってる試合だいたい負けるので素直に剣先を抑える黒15を採用。相手に手番をあげて様子見したかったけど、相手も白16を打って出番を渡してきた。あんまり手番をもって場を荒らすのは得意じゃないので、とりあえず好点に置いときゃ大丈夫やろ精神で黒17。次の白18打たれてかなり時間を使った。右辺を完全に無視したくもないし、白から左辺に先着されたくもない。普通にI11に割り込むとF10と抑えられてかなり不満なので、飛び三いれて割り込む黒19,21を採用。個人的にはこういう黒19を打てるようになったのはかなり成長を感じるし、実際この棋譜がお気に入りの理由はこの黒19がほとんどを占めてる。


白32までは特に話すこともないので割愛。次の黒33もかなり迷った。左上がかなり広いし下辺も色々ありそうだったので、形勢は悪くないと感じてた。ただどう勝つか考えた時、一旦下辺に手をつけて左上あたりとつなげる作戦が良さそうに思えたので、黒33を採用。

実際はM9でかなり黒良かったみたい

白34に黒35は想定どおりだった。が、白36を打たれてまた悩む。絶対何かあるな〜と思いながらも時間も迫ってたので消極的な黒37を採用。ここらへんもっと上手く打てるようになりたい。

なんでもいいからI4みたいに手番を取りに行くべき
もったいなかった

相変わらず中盤の手作りとか寄せとか下手だな〜と感じつつ、僥倖アタックをするために右下は残して局面を収めていった。黒47を打って満局模様になったと思いきや、相手が手番を渡してくれたので満面の笑みで黒55を採用。相手の時間が無かったこともあり、しっかり詰ませて何とか勝ち。


なんやかんやあって中盤の手作りは相変わらず下手だけど、黒19みたいな手も打てて成長感じれたお気に入りの1局になりましたとさ。めでたし。めでたし。

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