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質問は【伝わる】言葉をみがく

■第27週■

【伝わる】ことを目指した文章

こちらに、ご質問をいただきました。
ありがとうございます♪


前菜(サークル)について

かずこさま
質問なのですが、

①フォルメン線描も前から続いているから、
高度なことやってるな〜というように思えましたが、どんな流れになっているのでしょうか?

次期は、どのようになるのでしょうか?

①サークルのテキストにしている「フォルメンを描く」は、らせん状に学びが進んでいます。

タイミングによっては高度な課題に取り組んでいるかもしれません。

でも、11月は特に第7期で初めての方もいますから
また基本的なフォルメンに戻ります。


▼重ねて質問をいただきました。 

「らせん状に学びが進んでいく」??
ちょっと理解が追いつかないです
解説お願いできますか?

う。これも専門用語だったか。汗


一般的に多いのが「直線的な学び」です。

ひとつつまづくと、次に進めない
と考えられています。


それに対して「らせん状の学び」は

「完璧に理解しなければならない」という
プレッシャーから、解放されます。


まず、全体をおおまかに学びます。

(例:小学1年生で極めて簡単な四則計算/ひく、たす、かける、わる全てを学ぶ)

そのとき、生活のなかで「経験があることだ」と思えるような

基本的なところから、はじめます。


そして、その学びから離れて
忘れさせます


時間をおいて
また同じ課題に戻ってきた時には

思い出す時間をとってから、
次のステップへと移ります。

(例:小学2年生では少し大きな数の計算、そして、さらにかけ算の学びを深める)



忘れて
無意識の海の底にしずめ、

思い出すことで

水圧のある海底から
意識の光が当たる海面へと引き上げる。


そのくりかえし。


確実に
心の筋力がつき

新しい階層へと
移っていきます。


…伝わるかな?


フルコースのエポック研修について

前菜(サークル)と
メインの水彩研修コース
さらにエポック研修コースもついた

画房寺子屋のフルコース。


エポック研修コースでは、大人が
小学校教科をシュタイナー教育的に学びます。

②エポックの方では、課題ビデオをみて、課題をやって、Zoomでシェア、でしたでしょうか?

課題のボリュームは、どのくらいでしょうか?


ビデオ教材について


②いいえ!

画房寺子屋では
基本的にビデオ教材は、使いません。

参加したメンバーによって内容が変わる

ライブな授業
生きた教育
教育芸術

を目指しています。

(でも、メインとなる課題は同じです。)



ビデオ教材としての動画配信は、

2020年の全国一斉休校のときに
緊急ではじめた

「オンライン子ども朝の会」を教材とした

「文字の始まり」サークルと
「ひらがなフォルメン」サークルのみ、です。


それでも、
すべてのオンライン講座は

補習と復習用に
録画して残します。



講座のボリューム

それから
課題のボリュームですが

「宿題」という意味の課題でしたら、
あ り ま せ ん。


「あなたの生活が第一」
(どこの政党メッセージや)です。


画房寺子屋の講座では、

しばしば「問い」を残しながら
いったん完結します。


そう。

モヤるまま問いをもち続けるのも、
心の筋肉をきたえます。


みずから気づくAHA!体験を
ゆっくり、待ちたいと思います。


ハラのふくれる授業

本当に、“はらのふくれる”ですね!
文章もわかりますよ。

はっ!

気がつかなかった!

「ハラのふくれる授業」は、
父のブログの題名よ。


わ〜。

彼のように

相手が満たされる
元気がわきでる授業を

おこなえる教育者で、いたい。

本当のところは、水面下で繋がってるんですね!

かなりね。ダイレクトにね。

いま、両親とも82歳です。

ちょっとした会話の端々からも
教わることが多いです。


もっともっと

わかる
伝わる

言葉を手に入れたい。


質問は、わたしの言葉を磨きます。

これからも遠慮なく、ご質問ください。


追記


メインディッシュは、

メルヘンから古事記、
動植物、地球学までの

もの語りと、水彩画を学ぶ
「水彩研修コース」です。


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