油炒めはかわいそう。

画像1 5月のこの時期2,3週間ブルーベルという野草で埋め尽くされる遊歩道がある。小川に沿って何キロも青い花が続く。開花後少したつと草ごと消えてしまう儚い花なので、開花時期はなるべく何度か訪れて春の雰囲気を堪能する。先々週、先週、今朝と3回訪れたので、先週末がピークだったのがわかる。最初の週はウッドアネモネの白い花のほうが隆盛だった。先週はあたりいちめんがブルーベルだらけで、今朝はもうちらほらと黄色い小さな花や空色のフロックが目立つ。
画像2 毎年ブルーベルを観察しながら気になっていたことがあった。この植物の茎や葉のテクスチャーがはこべにもにたみずみずしさで、柔らかく新鮮でいかにも美味しそうだということ。歩き終えてから調べてみると、花も葉も食用にできサラダや油炒めに加えると良い、とある。私としてはこんなに儚げな植物を油で炒めるのは抵抗がある。もし、食べるならば、ここはやっぱりサラダかおひたし、粥などが雰囲気にあっていると思う。