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#インスタントポット 記事まとめ

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インスタントポットについての記事をまとめました。
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2021年1月の記事一覧

はじめてのインスタントポット: 脂の乗らないBBQ風スペアリブ

大きなかたまり肉の調理が苦手だ。日本でひき肉や薄切り肉しか調理したことがなかったからアメリカに来てすぐの頃、肉売り場で売られる肉の単位の違いに驚いた。昨年新型コロナが流行りだしてステイホームが始まる直前の3月半ば、最後にオフィスに出た日に立ち話をしていて部長が「食料が心配だからあした牛を4分の1頭買って来るつもりだ。」と言った。それを聞いたとき、うーんやっぱりここはでは食べる肉の単位が違うと思った。 触るのが苦手 スペアリブは厚みはないが面積が広く、片面脂身もいっぱいついて

はじめてのインスタントポット: すき焼き鍋の常識からはみ出して

いかんせんコタツに座った位置からでは鍋の高さが高すぎる。30センチはあるだろう。まるで手探りでくじを引くような感じで高い位置からすき焼きをたぐり寄せる。薄切り肉や小さな野菜はともかく、箸使いの経験が私ほど長くないアメリカ人の夫がうどんの取り分けに苦戦している。膝立ちの中腰で鍋の中を真上から見下ろして臨んでいるのにもかかわらず、一度は箸で挟んだはずのうどんが汁をはじきながらするすると鍋に落ちてしまう。私はといえば、さすがに母国語ならぬ母国箸とでもいうか、昔取った杵柄で、ちょっと