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僕らは皆、人の不幸を無視して生きている

未だ戦争が続いています。遠く離れた地ではありますが、それだけに「何もできない」感が強く、ウクライナ大使館に寄付をするぐらいで、やや憂鬱な日々を過ごしております。

最近は戦況はややウクライナが優位になってきている様子で、精神状態も少し改善してきました。

東日本大震災の時もそうでしたが、遠くで悲劇が起こっている時、「何もできない」感が募ってやりきれなくなります。

これは人間に備わっている「共感力」の為だそうで、おそらく、太古の昔から人類が生き残るために、身近に不幸や悲劇があると助けに行ったり、協力したりする必要があったためだそうです。
昔は、情報が届く範囲が限られてましたから災害や不幸があったとしても助けに行ける距離ぐらいしか「知らせ」が届かなかったのですが、現代では遠く地球の裏側の不幸でさえ一瞬で届いてしまいます。
全ては、縄文時代と変わらない脳を持った現代人の悲哀とでも言えるでしょうか。

結局、僕らは人の不幸を無視して生きるしかないんですね。つらい。

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