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体温と冷気

休みたいのか
いつでもそうだった。抑えられない欲に駆られマンコペロペロしてる時でもなんかめんどくせーな。やめられるなら、寝れるならなんでもいいとおもってしまう。何してんだ俺とかな。考えれば考えるほど辛い方向に持っていきさっさと片付け、一人家でゴロゴロする。頑張ってるやつや生の躍動を撒き散らすだけ。俺が生の内に魅せられたのは、寒い日に、雨を窓辺に置いたベッドの上で眺めることなのだ。しかし雨はいつも降るわけではない。それがいい。休みをずっと続ければ休みではなくなり、休みのハードルが高くなる。程々に仕事をこなしてなんならクタクタになるまで動いて、そんな時に窓を開けて寝る。ふと雨が降って、水の音で起きる。そして美しさに揺れ、独り占めの瞬間に少し笑顔になる。生きていて良かったな。この瞬間の為に今まではあったのかもな。
 明日、雨が降らないだろうか。

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