スパゲッティ

アイキャッチは我が家のテレビ周りの配線である。いつからこの状態なのか思い出せないが、今の家に住み始めて4年目なので、2-3年はこんな状態だと思う。

スパゲッティ配線なんて言うらしい。

スパゲッティというのが、昭和を感じるというか懐かしい感じがするが、システム業界？で増改築か繰り返されたはつぎはぎだらけのコードのことをスパゲッティなんて言うらしいから、馴染みのある人もいるかもしれない。

しかし、つぎはぎだらけ=スパゲッティというのはなんだかしっくりこない気がする。つぎはぎのスパゲッティなんて聞いたことがない。

いろいろと複雑に絡み合っていることを示しているということなのだろうが、絡んでどうしようもなくなるのは茹でた後放置した場合に限るだろう。

だから、正しくは「ほっといたスパゲッティ」だ。

翻って我が家のスパゲッティコンセントであるが、冷静になって配線を見てみるとたかだか3本のコードが絡まっているだけである。

思い切ってそれぞれを引っこ抜いてしまえば、そう手間を取られずにほぐすことができそうである。

もちろん今日はそんなことはしない。

配線の場合は、こんな風にほっとくことによって、スパゲッティになるようだ。

つぎはぎだらけで、手を加えまくった結果複雑に絡み合うスパゲッティと、絡まった状態を放置されたことによって起きるスパゲッティ。一口にスパゲッティといってもいろいろな状態がある。

僕の今の状況はどうだろうか？いろんなことが押し寄せてきて、身動きがとれないような気がすることもあるけれど、冷静になってスパゲッティの数をかぞえたらたいした本数はないような気がする。

一度、腰を据えて自分のスパゲッティと向き合ってみようと思う。

もう少し元気のあるときに

……。