表情に魂をこめて・・・(2)意識して歩いてみる今
御縁に感謝です。
ぜひとも、(1)もお読みください。
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吾が“メイン”の違い
体験会のプログラムは、2時間のメニューで、前半の1時間で体験することになっていました。
僕がイメージしていた“筆と墨汁”ではなく、筆ペンを用いての体験でした。
思考回路の壁が、一気に突き破られました。
不慣れながらも、描いてみれば、それなりのものが仕上がりました。
少しずつ、「筆文字は、難しいものではない」ということは実感しました。
後半の1時間は、「筆文字ビジネス説明会」でした。
主催者側にとって、“メイン”は、ここにあったのです。
だけど、僕にとっての“メイン”は、前半の体験でした。
吾が道を往く
その日の帰り道。
いつも行くスーパーで、筆ペンを購入しました。
そして、その日の夜から、僕は、独学で筆文字の練習を始めました。
本の一節や、広告の文字・・・目に入った文字は、片っ端から、筆ペンで自由気ままにアレンジして描きまくりました。
形が調わない文字は、インターネットのお世話になりました。
たとえば、「愛」という文字が描きたかったら、「愛 筆文字」と入力して、画像検索します。
さまざまな「愛」という筆文字の画像を眺めながら、自分の感覚に合う「愛」を見つけ、その「愛」を参考にして、「“自分の”愛」を開発するのです。
吾が道を拓く
こうして、自分流の筆文字作品を、何枚も生み出していきました。
筆文字を始めて2ヶ月後には、自分のFacebookで公開しました。
僕としては、「プロとして、人様にお見せするには、10年はかかる」と思っていたのですが、公開した時の気持ちは、もっとポジティブでした。
「たとえ不細工で、みっともなくても、人様にお見せすることが上達の早道だ」という思いだったのです。
その翌月。
友人から、「知人の出産祝いになる作品を描いてほしい!」と、オーダーをいただきました。
お金をいただくとなれば、事実上の“プロ”になったも同然です。
「10年はかかる」と思っていた地点に、3ヶ月で到達したのです。
そして、筆文字を始めてちょうど1年後、地元のイベントにデビューしました。
デビュー以来、出店するたびに盛り上がり始め、県内のさまざまなイベントにも出店させていただけるようになりました。
吾が道を繋げる
こうして、作家業として発展する過程で、「己書」と出逢いました。
「己書」は、筆文字を始めた直後から知ってましたが、当時は栃木に師範がいなかったために、僕独自の“筆文字道”を始めることになったのです。
3年ほど独自の道を歩んだ頃に、栃木でも幸座(教室)が開催されていたので、受講させていただきました。
初めて受講した時に、己書の師範を目指そうと決意しました。
それは、同時に、僕独自の“筆文字道”の店じまいを意味していました。
吾が道を定める
己書を始めて、「2年後には師範になれればいいかな?」と思っていたのですが、個人の筆文字業からの切り替えは早くしておいたほうがいいと思い、幸座にも頻繁に通い、1年以内には師範に認定していただきました。
認定式の翌月からは、自分の道場を開設し、幸座を開始しました。
あれから4年が過ぎました。
いろんなことがありました。
出逢いもあれば別れもあり、別れの後には、また出逢いがありました。
ほんとうにたくさんの方に支えてきていただきました。
これからも、たくさんの方に、“喜び”、“楽しみ”を感じていただけるように精進していきたいと思います。
表情に魂をこめて
<了>
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまの心に、キラッとしたものをお届けできれば幸いです。
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