やったゲームについて『Titanfall® 2』編


どんなゲームなのか

二段ジャンプや壁走りなどができるSF系FPS。タイタンという大きなロボットも操作する。一緒に戦ったりもする。マルチもあるが私はしていない。

面白かったところ

このゲームの面白さは、スピード感とタイタンの存在だと挙げられる。

スピード感

スピード感について、近しいところを挙げるとすれば『Ghostrunner』があるだろう。同作は近接格闘がメインの攻撃手段であるが、壁走りやブリンクを用いた疑似的な二段ジャンプがある点において本作と似た画面構成となっている。

一人称視点のゲームの特徴として没入感が挙げられるが、本作においても敵の銃撃を壁走りなどでスタイリッシュに避けながら側面に回り込んで反撃する快感をまさに自分事として感じることができた。

また、武器を固定的に使用することができないというのも、むしろ良好に働いていたように思える。
というのも、本作で使用する銃の弾はその銃の種類ごとであるため一つの武器を使い続けることが残弾数の点で難しいのである。
したがって、基本的には倒した敵の武器に随時切り替えながら戦うことになるのだが、それも『SUPERHOT』のようなスタイリッシュさを感じることに繋がっている。
例えば、スナイパーに壁走りで銃撃を避けながら近づいてSMGを1マガジン叩きこんだ次の瞬間にそいつが持っていたSRで別の敵をヘッドショット。

かっこよすぎる。『遊戯王』の作者、高橋和希は海馬瀬人のキャラ造形について、「ただカッコいいではだめだ。かっこよすぎなければならない」と言ったとされているが、まさにその通りであろう。
プレイヤーはかっこよく勝ちたいのではない。かっこよすぎる存在になりたいのだ。

タイタンの存在

マルチ対戦要素のあるゲームにおけるストーリーモードは存外面白いものだ。
『Call of Duty 4: Modern Warfare』が流行ったきっかけはストーリーモードにあると言われるが、『BATTLEFIELD 4』のキャンペーンだってわりかし面白かったと私は思う。
シナリオチェックが緩いためライターの個性がよく出ている結果なのだろうと、特に調べもせずに憶測で語っている。

本作でも面白いストーリーが展開する。というより、魅力的にキャラクターが描かれているといった方が正しいのかもしれない。中盤のタイムワープは動きは面白かったがストーリーはよくわからなかったし。

堅物で皮肉のきかない相棒であるタイタン。その所業は残酷だが妙に理知的な雰囲気がある傭兵団のボス。惜しむらくはセクシー系がいなかったことだが、まあ『Apex Legends』のアッシュで我慢しよう。

こういうキャラクターを配置したらこういう風に動くだろうなと予想は立つものの、別にそれで充分だとも考えられる。

いや、私があんまり覚えていないだけなのかもしれない。主人公の名前すら忘れちゃってる。

まあでも、ロボットとの友情ものに感じるものがある程度の情緒を持っているのだったら問題なく熱くなれると俺は思うよ。

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