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凄くセキュアでクリエイティブなア〇ス
セキュアとセキュリティの誤用を指摘しているツイートを見かけました。
そこはセキュリティでいいんだよ https://t.co/Grp87juSu8
— すーぎの🍶 (@ssigonigonigon) July 29, 2022
恐らく「セキュアは形容詞であり、名詞はセキュリティだぞ」という指摘かと思われます。でも「〇〇はセキュア」みたいなノリで「高いセキュア」と言ってしまいそう…。
セキュアとは、安全な、安心な、頑丈な、堅牢な、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、情報やシステム、通信路などが保護されて安全な状態にあることを「セキュアな」と表現することがある。名詞形は「セキュリティ」(security)。
名詞と形容詞の誤用で思いつくものといえば「クリエイティブとクリエイティビティ」と「アナルとアヌス」があります。
creative : 形容詞。 創造的な
— withpop (@anoparanominal) January 2, 2021
creativity : 名詞。 創造性
creation : 名詞。 創造物 作品
creator: 名詞。創造する人
今年もクリエイティブの適切な用法を考えて頂けたらと思います。どうぞよろしく
『anal』とは英語で『肛門の』『けつの穴の』という意味の言葉で形容詞だ。名詞などではない。『肛門』を意味する名詞は『anus』つまり『アヌス』という言葉だが、こちらよりも『アナル』の方を使っている肛門愛者の方が多い。
特に後者の「アナル」(後者のアナル…?)の記事は何故アナルが広まった(アナルが広まった…?)かの考察まで行っていて奥行が見えます(奥行きが見えます…?)。
「タピる」なども流行りましたし「〇〇る」というのは日本語となじみ深いのかもしれませんね。「死」を「タヒ」に変換した「タヒる」なんて言葉もありますし。「タヒね」は分かりますが「タヒる」はもう意味不明ですよね。日本語の可能性を感じます。
そういえば「タピる」は流行語大賞トップ10入りまで10年以上かかってるらしいです。歴史ある言葉なんですね。
2000年代後半に若い女性を中心に流行し、それに伴い「タピる」の語が用いられ始めた。三省堂の国語辞書「大辞林」の電子版である「デュアル大辞林」には、遅くとも2010年1月までに「タピる」が採録されている。タピオカドリンクは2010年代末にも爆発的に流行し、「タピる」の語も多用されて流行語となった。
他にも、子供のころに「すごい暑い」などの「すごい」は「すごく」だと散々怒られたことを思い出します。用言(動詞・形容詞・形容動詞)に続くから連用形の「すごく」になるはずだとか何とか。
放送用語委員会 「すっごい重たい」は,字幕では直す? - NHK
全然は「全然~ない」で否定に使うとか、日本語もきちんと使えてないのに外国語が使えるわけないだろと開き直りたくなりますね。とりあえず今回は「セキュアでクリエイティブなアヌス」だけは覚えておきたいところです。
セキュアでクリエイティブなアヌス…形容しがたいですね。形容詞だけに。
お後がよろしいようで。
・・・
次の人の準備が整うまでつなぎ、準備ができたので切り上げるときに、「お後がよろしいようで」と言うことがあるようだ。
出来ることが増えると記事に還元されます。コメント頂ければ参考にします。