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第17回森のようちえん全国交流フォーラム 井桁容子さんの特別講演

NHK【すくすく子育て】に、出演されている井桁さんの講演会
背中からおひさまがぽかぽか照らしてくれる昼下がり、

時々、焚き火のパチパチという音を聞きながら、
キャンプチェアに身をゆだねて、お話を聴く。
最高でした~!

【井桁容子さんの特別講演】メモ

・子どもはおかしいことを、ちゃんとおかしいと言える
(内面に子どもを持っている大人でありたい)

・子どもが何も言わなくなったら大人はやりたい放題になってしまうから、言ってもらわないと大人が困る。

・生活年齢だけでは大人になれない

・子どもは生きてることに心を置いて暮らしている

・気がつかないのは、ないのと同じ

・自然があればいいわけではない。無自覚な子どもに専門家が関わることで、自然の魅力を自覚していく

・美しさを感じられるのはゆとり。

・20世紀は、STEM 科学、技術、工学、数学。
いやいや、A  アートも大事!芸術こそ
幸せ哲学。これからは、STEAM教育!

・人間の脳はエピソードで記憶する。【◎◎へ行った】ではなく、【◎◎に会った。◎◎ができた!】など、心が動いたことを記憶している。

・子育てに必要なのは「共感」
同感 わかるわかる!
共感 あなたはそう思うんだね。わかるよ。(意見は違うけど、理解した という意味)
「何をして欲しかった?」「できることある?」共感的コミュニケーション。
言葉が出ない場合は、「その子にとって」最適と思われることを「提案」して「選択」するのが、子ども主体。
「あなたの気持ちをわかってなくてごめんね」

・「子供と共に笑う」
子どもを笑うのではない。

・味蕾は20歳から老化する。
5感は子どもの方が優れている
大人がなんでも食べられるのは【味蕾の老化現象】です。(笑)

・子どもとの会話はドッチボール(なにやってんの!やめなさい!)ではなく、キャッチボール(こっちはどう?これならいいんだね)をしよう。

・大人たち、窓を開いてますか?
余裕がある大人のところにしか子どもからパスが来ない(ボール競技と同じ)

・主体性とは、自分で片付けられる、自分で着替える、などではない。自分の意思や疑問を伝えられること。意味を間違えられやすい。

・子どもの見方が変わると、子どもの「味方」が増える

・子どもから学べる大人は、何からでも学べる。
先の見えない世の中を乗り越えられるのは、賢さではない。
柔軟な思考や、しなやかさ。

・こどもの言う「明日やる」は、明日ではなくて、この先の、いつか。時間軸が違うから、【明日って言ったでしょ!】はNG。

・「待ってるよー」
芝居でいいから、いつでも話を聞くよ、心の窓を開けてるよっていうことを子どもに伝えるようにする。

・「遊ぶように仕事をして、仕事をするように遊ぶ」

・子どもに失敗はない。
失敗した時にかける言葉は「今やっておいてよかったね!」


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