シンボルツリーにオリーブを。

点と線

2023年8月24日 15:17

家の南側、お店の出入り口の前にシンボルツリーを植えたいと考えていました。

とはいえ、いきなりどでかいツリーをドン！というのも味気ない＆費用がかかるので、小さめのものを植えてのんびり育てていこうという方針で考えていました。

狙うはシルバーリーフのグリーン

シンボルツリーとして条件に考えていたのは

常緑樹であること
あまり目立つ花や実をつけないこと

の2点。
落葉樹はお店の出入り口が落ち葉で散らかってしまうとその処理を毎日するのが面倒であるため。そして花や実も同様に、咲いたりする時期は綺麗だけれど、それが散ってしまった後の処理が大変になるからです。自分が小さい頃、自宅にサルスベリ（百日紅）が植わっていました。小さく可憐な濃いピンクの花がたくさん咲くのは良いのですが、それが落ちると掃除が大変…と母親が嘆いていたのを今でも思い出します。
完全に自宅内の庭で楽しむならそれはそれで良いんですが、不特定多数の方が出入りするお店の出入り口付近には適さないかなと思いました。毎日こまめにメンテナンスできれば最高なんですが、店内最優先なのでそればかりという訳にもいかず……。

選ぶとしたら、なんとなくユーカリポポラスかオリーブか…といったイメージでした。

実物を見て決めよう

グリーン選びとして樹種をどうするかは当然ですが、樹種を決めたとしても相手は生き物なので当然個体差があります。なので結局は「コレ！」と決めるには実物を見ないとイメージしにくい。
自宅から車でそう遠くなく、色々種類や数が豊富そうなお店を発見したのでこまけぇこたぁ良いんだよ！というテンションで行ってみました。

色々と思うところはありつつ、結局は素人の自分達でも育てやすく南側で直射ががっつり当たる場所でも負けない強い樹種が良いんだろうな、という条件でお姉さんに聞いてみました。
すると「オリーブですね！」と即答。まぁ、そうだよね。と思いつつ、お墨付きも出たんならオリーブにしようということで枝ぶりが良さそうな一本をお持ち帰りしました。

お持ち帰り、そして地植えへ

地植えするにあたってやるべきことは箇条書きするとこんな感じ。

穴を掘る
掘り出した土とガーデニング用の土、肥料など混ぜて土を作る
作った土を少し入れて穴の中を整える
木を設置
隙間や根の上まで土を被せる

色々調べたらこの辺のやり方とかは出てくると思うのですが、個人的に一番大変だったのは、元から地面にあった土の処理です。
元から木を植える場所は決めていたのでそこだけ土が露出した状態にしてもらっていた訳ですが、いざその土を掘り返してみると……まぁびっくりするぐらいジャンジャン出てくるんですよ。砂利が。あと、思っていたよりもでかい石も埋まっていたので、それを掘り起こすのも力仕事でした。
根を張る植物の周りがこんな砂利だらけじゃいかんよね、とは思うもののその砂利と土をより分けるのが何よりも大変。道具として掘るためのショベルはもちろんですが、石と土を振り分ける「土ふるい」と大きい石もがっつり掘り起こせる「熊手」が超役立ちました。

単純に掘った土は処分してガーデニング用の土だけ使うという手もなくはないのですが、そうすると土を結構使うのでそれなりの量の土を用意する必要があるのと、掘って出てきた土をどう処分するか問題があります。
土の処分はなかなか難しいところがあるんですよね……。その辺は各自治体のごみ処理能力とかにもよるかもしれませんが。

自分は土は基本的に再利用、砂利は重しへと転用することにしました。

出土した砂利をビニールに入れて、この重し袋へin。普段からお店の看板など強風で飛ばされないように重しとして活用しつつ、こういうのが常備されているとアウトドアなどの時にも便利かなと感じています。

実際に植えたときと今の状態

穴を掘って、植えて。

最初はこれぐらい慎ましい姿でした。
それが、現在はこんな状況です

一年でこんな伸びるの？っていうぐらい育ちました。
特に越冬してからの春～夏の間の成長具合がえぐいですね。いらっしゃるお客様には「あれ、オリーブでしょ？すごい成長してるねー！」と言われました。いい具合にシンボルツリーの自覚が芽生えているのかもしれません。
剪定は冬～春ぐらいが良いらしいので、とりあえずまだしばらくは気ままに育ってもらおうかなと思っています。

これからも元気でありますように。

楽天ルームやってます

こちらのnoteで書いたり書こうとしているもののご紹介を楽天ルームでもやっていければと思います。こちらも是非チェックしてみてくださいね。