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プロカメラマンによる家の撮影会をしました。

撮影会というか、建築士Kさんの実績として残すためプロのカメラマンに入って頂いて屋内外(店舗・自宅全て)を撮影して頂きました。主催は建築士Kさんで、こちらは場所を一日提供するというスタイルです。

引き渡しから1年3ヶ月後の撮影

引き渡しからあっという間に1年3ヶ月も経ってしまいまして、細かいところにあれこれ使用感が出てきている状況です。建築士Kさんの実績のお宅写真を見ているとどこもすごく綺麗で物も少なく……。うちはこれで大丈夫なのか?と不安はありましたが

  • 計画時はこうする!と思っていたけど引き渡しに間に合わなかったあれこれを一通り実現できた

  • 計画時でもイメージできていなかった部分で「今の家に合うもの」を住んでから揃えることができた

  • 1年以上経って必要な物/不必要な物の整理ができた

  • 撮影に向けて全体をめちゃくちゃ掃除できた

という点で時間が開いてしまったというのをポジティブに受け止められる結果となりました。
幾つか例を挙げてみます。

冷蔵庫の買い替え問題

家の設計をしている頃から、冷蔵庫は大きなものにする予定でおりました。家庭用冷蔵庫で大きく見た目もいいかなと思っていたのが、日立の735Lタイプ。

WXCタイプ R-WXC74T

このタイプはずっと1種類出ているのですが、定価がなかなか良いお値段でありつつ時間が経つごとに割と大きく値下がりします。計画時も結構値下がりしていたので「コレだよね!」と思っていたのですが……。引っ越し直前にモデルチェンジをされた結果、見た目や仕様など大きく変わらない中で新製品!ということで販売価格が軒並み定価になってしまいました。
定価と値下がりギリギリでは10万以上違うお値段になってしまい、これじゃイカンと思い他にも色々と別案を検討したのですが……やはりこれしかない。という結論が出たため「ある程度値下がりするまで待つ」ということに。この冷蔵庫の引き出し内の構造が仕事の都合上一番合っていたんですよね。同じぐらいのサイズ感の他のメーカーではそうもいかず。
結果的に今年の夏前ぐらいにようやく導入することができました。

外構問題

引き渡し時の外構は本当に最低限のことしかやっておりませんでした。シンボルツリーも自分たちでやるということでその予定地はただぽっかりと土が盛ってある状態で、それ以外の場所はコンクリート平板と砂利があるだけ。
それでも1年以上ここで過ごし、お店も運営していく中であれこれ気づいた部分をバージョンアップすることで多少はそれらしい感じになりました。

植えたばかりの時。ちんまりオリーブ。
こんもりオリーブ
ライトアップ
お店の出入り口を視覚的にゾーニングするため、黒玉砂利に。

昨年の夏の終わりに植えたオリーブはこの一年でこんもりと成長し、砂利も一部を黒玉砂利にすることでお店の出入り口を強調するといったこともできました。外からの見た目も引っ越し当初と比べて多少は良くなったかなと思います。

ダイニングチェア問題

以前は木製天板のテーブルに合う椅子を使っていましたが、新居のダイニングは全面モールテックス。コンクリートっぽい見た目と質感で、正直なところ今まで使っていた椅子では見た目が合っていませんでした。
ずっとどうしようかなーと悩んでいたのですが、ダイニングチェアって選択肢があり過ぎて「コレだ!」と決めることができないまま1年経ってしまいました。お値段もピンキリ過ぎて、あまりに安っぽいのは嫌だけどあんまり高いのもなぁ……って尻込みしてしまうんですよね。
でも撮影が天候の事情で1ヶ月の延期になった時、「1ヶ月あればひょっとして椅子選び間に合う……?」とお尻に火が点きました。せっかくプロに撮っていただくのだし、納得できる形で写真に残したい、と。
妻とあれこれ探した結果、業務用の椅子で非常に好み&モールテックスのテーブルに合うと思えるアイアン製の椅子を発見。高さ調整もオーダーできるということで、大急ぎでショールームまで見に行き実際に座って質感の確認。そしてすぐさまオーダー。自宅に届いたのは撮影の一週間前でした。
これが思っていた以上に相性ばっちりで、撮影に間に合って本当に良かったと思っています。

撮影当日。

私は勿論、建築士Kさんも今回お願いするカメラマンさんは初めてということで、ご挨拶から。スタッフの方と2名でいらっしゃいました。
家の外や中をぐるりと見て回って、ざっくりと撮影の流れを決めたら明るい時間帯の外からバシバシと撮影していきます。

建築系の雑誌などにたくさん写真が使われている名のあるカメラマンさんなのですが、雰囲気は終始和やか。それでもこまかいテーブルセッティングや外の光をじっくり待つこだわりの姿勢は「これがプロの仕事だ!」と感動する経験でした。ちらりとカメラのディスプレイに見える写真を拝見したのですが、自分と同じものを撮っているはずなのに何でこうも違うの?と愕然とするぐらい素晴らしい写りでした。
今から仕上がりが本当に楽しみでなりません。

せっかく家の中を整理して撮影のためだけに物をどかしたりセッティングしていたので、自分もカメラマンさんの周りをついてまわって(なるべく邪魔にならないように、ですよ!)撮影しました。

これは素人の自分が撮ったものです。プロのカメラには同じ場所がどう写っているのか今はワクワクしながら待っております。
そういえば一つ驚いたのが、家の中の写真を撮るのに結構照明全消しで撮っていた(外から入る自然光のみ)という点です。全て点けて撮影することも当然あったのですが、「プロの撮影」っていうとストロボとか持ち込んでがっつり光の加減を調整して撮るイメージだったので暗い中でじっくり撮るということもかなり多かったことにへー!!となりました。
建築写真としては割と普通なことなんでしょうか。どなたか詳しい方いたら教えてくださいませ。

権利などの都合上ここでプロの写真をご紹介することはできないかもしれませんが、その写真をもって建築士Kさんが色々なところへ営業をかけに行きます!と意気込んでいたのでその流れでどこかに掲載とかされたり…しないかな、と。その時はしっかりご紹介します。
個人的には憧れの商店建築とかに載りたい!と密かに思っています。えへへ。

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